【自衛隊×採用試験】歯科・薬剤科の自衛隊幹部候補生ー自衛隊で働く歯科医師・薬剤師


自衛隊で働くこと。

飛行機に会計、消防などいろいろな働き方があります。

自衛隊で歯医者さん・薬剤師さんとして働く!というのはあんまり想像できないのではないでしょうか?

自衛隊で歯医者さん・薬剤師さんとして、そして幹部として働ける試験があります。

※この記事は、自衛隊に入りたい!けれど入り方(採用試験)が分からない…という方のために書いています。自衛隊がしている採用試験の内容、試験そのもの、働き方などを紹介している記事です。
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すぐに分かる!自衛隊幹部候補生(歯科・薬剤科)ナビ


自衛隊幹部候補生(じえいたいかんぶこうほせい)は、陸海空自衛隊の部隊の指揮官となる人を採用する試験です。自衛隊の部隊は2名から数万人規模のものまであります。自衛隊幹部候補生はさまざまな部隊の指揮官として、部下の隊員の安全確保し、部隊の目的を達成するための判断や命令を出します。

歯科・薬剤科の自衛隊幹部候補生は、将来的には陸海空自衛隊の病院や各地の衛生隊で仕事をする歯医者さんと薬剤師さんとなります。隊員の健康管理から治療まで、自衛隊で医療の仕事をします。

現場で働く自衛官の健康管理は自衛隊の作戦にとっては重要なこと、不健康でいつも病気がちでは作戦の遂行が難しくなるからです。

どんなお仕事?


歯科・薬剤科の自衛隊幹部候補生で採用された方のお仕事としては…

・各地の自衛隊病院や衛生隊で医療の仕事をします。
・歯医者さんと薬剤師さんです。
・教育を受けること(最初は学校に入ります)
・教育修了後は各部隊の指揮官として指揮命令をします。
・部下の隊員の安全確保のための判断と責任があります。
・部隊配置後は多くの書類仕事があります。

などがあります。

オススメな人


では自衛隊幹部候補生にオススメな人とはどういう人でしょうか?

・自衛隊で医療の仕事をしたい人
・高い職業倫理と強い責任感をお持ちの人
・部隊指揮官として責任を持ちたい人

かと思います。

試験ガイド-自衛隊幹部候補生(歯科・薬剤科)


・応募できる人(年齢制限など)
それぞれの試験でいづれかの条件に該当すれば受験できます。

【歯科で受験する場合】
1 20歳以上で30歳未満の人。
2 大学で歯学課程を修了し卒業した人(平成30年(2018年)3月の卒業見込み含む)
3 外国の歯科大学卒業したか、外国の歯科医師免許を保有していて、厚生労働省が認めた人。

【薬剤科で受験する場合】
1 20歳以上で28歳未満の人。
2 大学で薬学課程(6年制のみ)を修了し卒業した人(平成30年(2018年)3月の卒業見込み含む)
3 外国の薬科大学などを卒業したか、外国の薬剤師師免許を保有していて、厚生労働省が認めた人。
4 平成18年度から平成29年度までの間に薬学の大学に入学・卒業 + 修士・博士を修了 + 厚生労働省認定の人

※入隊までに歯科医師国家試験、薬剤師国家試験に合格している必要があります。
※年齢の他に、身体基準や法律によって自衛官になれない条件があります。
※見込みを含んでいるので、基準日時点で卒業できていない、課程修了していない場合は採用されません。

年齢はとても重要な条件です!

年齢などは平成30年4月1日時点でのものです。つまり基準日(今回は平成30年(2018年)4月1日)前に基準年齢以上になると受験できないということになります。歯科幹部候補生を例に見れば平成30年4月1日前に30歳になった方は受験できません。年齢はあくまでも「未満」です。

・応募期間

平成29年3月1日(水)から同年5月5日(金)です。(締切日必着)

・募集人数

陸上自衛隊:歯科・薬剤科それぞれ約5名
海上自衛隊:約10名(歯科・薬剤科合わせて)
航空自衛隊:約5名(同上)

・試験科目

【歯科・薬剤科幹部候補生の共通試験】

1 一般教養
人文科学、社会科学、自然科学、英語(学校で勉強する分野)
数的推理、文章理解、判断推理、資料解釈(公務員試験と同じです)

いずれも択一式で出題されます。

2 専門試験
歯学の問題、薬学に関する問題が択一式・記述式で出題されます。

【1次試験】
筆記試験(大学専門課程修了程度)

【2次試験】(1次試験に合格された方のみ)
1 小論文
2 身体検査
3 面接

・試験日(試験時期)
1次試験:平成29年5月13日(土)
2次試験:平成29年6月13日(火)~16日(金)のうち、自衛隊が指定する日

・合格発表(発表時期や方法)

【合格発表日】
1次試験:平成29年6月2日(金)
最終合格:平成29年8月4日(金)

【合格発表の方法】
1 合格された方のみに通知されます。
2 地方協力本部に受験番号が掲示されます。
3 自衛官募集HPに受験番号が掲載されます。(最終合格者のみ)

・採用倍率(応募者÷採用者。平成27年度)
歯科・薬剤科の幹部候補生のみの倍率は公表されていません。一般と合わせた自衛隊幹部候補生の全体の倍率としては22.8倍、陸上自衛隊は19.4倍、海上自衛隊は15.4倍、航空自衛隊は52.6倍です。

※平成26年度の倍率は全体としては29.2倍。陸上自衛隊では26.1倍、海上自衛隊では22.9倍、航空自衛隊では46.4倍です。
※平成25年度の倍率は全体としては34.8倍、陸自は39.5倍、海自は21.4倍、空自は45.5倍です。

※※倍率とは、採用者に対する応募者の多さです。高いほど人気があり、合格の難しさがあがります。10人の採用に対して20人の応募があれば倍率は2倍です。

給料-初任給


歯科・薬剤科の自衛隊幹部候補生で入隊された方の初任給(自衛隊では俸給(ほうきゅう)と呼びます)は大卒・院卒ともに24万3100円です。

※一般の幹部候補生で入隊される場合は

・大卒程度試験で入る場合
修士課程修了者等以外: 22万円(昨年度は217,200円)
修士課程修了者等: 23万9100円(昨年度は234,300円)
 
・院卒者試験合格者: 24万3100円(昨年度は238,300円)

となっています(平成29年4月1日時点)

階級


入隊後は○曹長から始まります。その後約1年間の教育を受けて大卒程度試験に合格された方は3等○尉に、大学院卒者試験に合格された方は2等○尉に任官します。

入隊後の教育など


採用試験に合格、入隊された後に陸海空自衛隊それぞれの幹部候補生学校に入ります。学校では幹部自衛官として必要とされる知識(軍事学、戦術、戦史など)や体育訓練などの勉強をすることになります。

幹部候補生学校修了の後は、各地の部隊に配属され、医療分野のスペシャリストとして仕事をすることになります。その後もいろいろな機会で学校に入って研修が続けられます。

スズキさんが受験する!


スズキさん(仮)が受験する場合を例に見てみましょう。スズキさん(仮)は東響薬科大出身の26歳。専攻は薬学、修士課程修了です。薬剤師の免許を持っています。

地元に帰って薬局で薬剤師をしていましたが、給料もあんまりだし、薬剤師としてステップアップもしてみたい!ということで自衛隊の薬剤科幹部候補生を受験しようと思いました。

・年齢基準(20歳以上28歳未満) OK
・薬剤師国家試験合格 OK
・6年制課程修了 OK

受験できます。

他の医療系の採用試験との違いは?


自衛隊では歯科・薬剤科の幹部候補生の他にも、防衛医科大学校学生や医科・歯科幹部自衛官などの医療系の採用試験があります。

歯科・薬剤科幹部候補生とどう違うのでしょうか?

まずは歯科・薬剤科幹部候補生。

歯科医師・薬剤師 + 幹部の自衛官 + 指揮官

というものです。他の試験は…

防衛医科大医学科学生 = 医師になるための学生 + 大学生 + 将来の幹部自衛官

防衛医科大看護科学生 = 保健師・看護師になる為の学生 + 大学生 + 将来の幹部自衛官

医科・歯科幹部自衛官 = 医師 + 経験者採用 + 即戦力 + 幹部の自衛官

陸上自衛隊 看護   = 看護師 + 経験者採用 + 即戦力 + 下士官の自衛官

となります。歯科・薬剤科の幹部候補生は最初から自衛官で、近い将来には幹部自衛官になり、歯科医師か薬剤師として働ける試験です。

健康管理と指揮官と


陸海空自衛隊の病院や衛生部隊の歯科医師・薬剤師として働くことができる歯科・薬剤科自衛隊幹部候補生です。

普段は隊員の治療や健康管理、予防医療などの仕事をしています。災害派遣などでは国内外に派遣されて治療活動に当たることもあります。

近年ではこういった活動もあります。

※この動画は jmsdfmsopao さんの投稿です。


災害派遣という形ではない医療活動です。普段から外国との良好な関係を作るために医療部隊を巡回させる活動です。自衛隊と米軍が太平洋で行っています。

歯科医師・薬剤師として採用される訳ですが、指揮官としての仕事も当然あります。基本的には指揮官ですから、衛生部隊の指揮官として現場で隊員を指揮しなければいけません。

医療という現場も修羅場、非常事態の場所です。さまざまな患者さんに、ひとそれぞれの症状と型通りの対応は難しいです。医療行為と部隊の指揮のバランスが必要なお仕事になります。

以上、うさぎの耳(@usaginomimi)でした!m(_ _)m

※試験ガイドは募集要項を基に作成しています。より詳細な事柄は募集要項(下の方の関連リンクに貼っておきます)をご確認ください。変更点などがある場合があります。

【うさぎの耳的な今日のポイント】

  • 歯科医師・薬剤師として自衛隊に入られる試験です。

  • 国内外の現場で働く自衛官です。

  • 医療従事者 + 指揮官


【関連リンク(註)】
・陸・海・空自衛隊 自衛隊幹部候補生募集要項 ◇歯科・薬剤科幹部候補生◇
http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/pdf/y/29kankoushikayakuy.pdf

自衛隊の衛生分野でのお仕事、病院や衛生隊などで勤務する。

・自衛官募集ホームページ:防衛省・自衛隊
http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/

自衛官の採用試験のポータルサイトです。志願票(受験します!という為の書類)や受験票(本人のための書類)が用意されています。また、それぞれの採用試験のパンフレットも用意されています。

・“チホン”のすべてがわかる!地方協力本部ポータルサイト:自衛官募集ホームページ
http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/chihon/index.html

実際に説明や受験案内をしてくれる広報官(こうほうかん)がいるところがチホン(地方協力本部)です。そのチホンのポータルサイトです。


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