迎撃する人たちーしたいことから見た空自の職種#9

迎撃する人たちーしたいことから見た空自の職種#9


航空自衛隊、いろいろな航空機を使って日本の空を守っている組織です。そんな空自は専門家の得意技で成り立っています。

今回はミサイルを迎撃する人たち。とにかくスピード重視です。
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※ブログ記事の元になる記事とリンク先は【関連リンク】に記載しています。
※記事中にある動画を再生する場合,音量にはご注意ください。
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※この記事は、航空自衛隊で働いている隊員のお仕事を飛行機、お金などの仕事ごとにまとめています。会計員(かいけいいん)と言われても「?」となりがちな空自の職種を、したい仕事・やりたい仕事からみていきます。(たくさんある職種の中から一例として取り上げています)

空自に入隊したい方、もう入隊された方にとって、より空自の隊員の仕事を知ってもらうことができると思います(^o^)。では、はじめましょう!
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ミサイルを迎え撃て!


日本周辺では最近ミサイルの話題が多めです。ミサイルは空を飛んでやってくる航空兵器で、自分側の損害なく(または少なく)、相手方に一方的に攻撃できる可能性が高い兵器です。

一方的に?正々堂々じゃない!(# ゚Д゚)…卑怯者…

と思われる方もいるかもしれませんが、好んで自分が損害を受けることはありませんし、無傷ならそれに越したことはありません。一度とられた主導権を取り返すのがかんたんではないことはサッカー、囲碁将棋など、多くのスポーツを見てもよくわかります。どうしても後手は不利な面があるということです。

そのため主要な国々ではミサイルを保有しようとしますし、それに対抗する流れも出てきます。

日本ではミサイル防衛という形で、発射されたミサイルを迎え撃つことにしています。

今回は日本のミサイル防衛をメインに担当している人たち、高射の人たちです。

迎撃しますー高射操作員


日本のミサイル防衛システムは海上自衛隊のイージス艦と航空自衛隊のPACー3で構成されています。航空自衛隊のミサイル防衛は着弾目指して落下してくる弾道ミサイル最終的に迎撃することを仕事にしています。

ミサイルを実際に迎撃するシステムを動かしているのは高射操作員です。いろいろなシステムを運用することで、実際にミサイルを迎撃することを仕事にしています。

・【航空自衛隊×職種 #26】高射操作員−防空の最終防衛ライン: わかる!航空自衛隊。 http://koukuujieikan.seesaa.net/article/414363223.html

整備しますー高射機械整備員と高射電子整備員


航空自衛隊のpac-3システムはスピード重視です。迎撃するためには部隊の展開も、撤収も、移動にもスピードが重要です。スピードを保障するものは隊員の行動の手早さもありますが、器材が必要なときに動くことも大事です。

システムが必要なときに、必要なところで、必要なことをできるように日々器材を整備しているのが高射機械整備員と高射電子整備員です。

・【航空自衛隊×職種 #27】高射機械整備員−迎撃システムの外科・耳鼻科: わかる!航空自衛隊。 http://koukuujieikan.seesaa.net/article/414757063.html

・【航空自衛隊×職種 #28】高射電子整備員−迎撃システムの眼科医・神経科医: わかる!航空自衛隊。 http://koukuujieikan.seesaa.net/article/414967444.html

迎撃は時間勝負


北朝鮮から発射された弾道ミサイルは数分で日本に着弾すると見られています。また、攻撃する意思を事前に明らかにして発射されることもないと思います。(事前に予告して混乱や動揺を誘引することもできます)

ミサイル防衛システムは迎撃も展開も時間勝負。迎撃する時間を確保するために隊員の動きも、器材の動作の安全性も手早く着実に行われる必要があります。

「急ぐからゆっくり書け」とは、毛利家を支えた小早川隆景氏が言った言葉だそうです。急ぎの書状を認(したた)める必要があるときに祐筆(今で言う書記みたいな)に言ったそうです。焦って書状を書くと書き損じて間違えを連発します、そのため失敗が少ないように焦らずに着実に急げ!という意味なのかと思います。

「急ぐからゆっくり書け」をミサイル防衛風に言えば「急ぐからゆっくり展開・迎撃・撤収を着実にしなさい」というのかもしれません。

ミサイル防衛(迎撃)は基本的には先手を相手に譲るもの、剣道などで言う「後の先」を狙うものですが、実際は本当に難しいと思います。

※この動画は yasso1967 さんの投稿です。


展開のデモンストレーションです。

※この動画は KYODO NEWS 【共同通信社】 さんの投稿です。


2012年に展開したときの報道です。

※この動画は ANNnewsCH  さんの投稿です。


こちらは2016年のときの報道です。

以上、うさぎの耳(@usaginomimi)でした!m(_ _)m

【うさぎの耳的な今日のポイント】

  • ミサイルを迎撃する人たちがいます。

  • 高射関係の職種の人たちです。

  • 急ぐとゆっくりとの両立を要求されます。


【関連リンク(註)】
・隊員の仕事|航空自衛隊について|[JASDF] 航空自衛隊
http://www.mod.go.jp/asdf/about/work/

・【航空自衛隊×職種#0】40の68は戦うために! 航空自衛隊の職種大全:わかる!航空自衛隊∠(^-^)
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/393576433.html

・【空自×術科学校】術科学校にいこう!:わかる!航空自衛隊∠(^-^)
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/421588036.html

・【自衛隊×?#4】航空自衛隊で働いてるの? パイロットでしょ!(^o^)/−知られざる空自と軍事:わかる!航空自衛隊∠(^-^)
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/177533366.html

【参考になる本】


こちらの本を参考に作った記事です。軍隊=戦闘というイメージですが、実際は戦闘を支えるいろいろな活動があってこそ!という事実を教えてくれる本です。過去の戦闘というよりも少し前、もしくは現在進行形の補給や支援のお話です。


過去の大規模戦役の補給の実態について書かれた本です。ノルマンディー上陸作戦の後の進攻など、あまり注目されない事柄についても書かれています。


日本の戦国時代、それぞれ地域の戦国大名が生存を賭けて争っていました。その争いを支えていたのは「兵粮」、つまり経済です。食べ物だけではない、戦闘を支える多くの事柄を捉えています。


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