【自衛隊】自衛隊の訓練ってどういうの?

【自衛隊】自衛隊の訓練ってどういうの?


自衛隊というと…

訓練

というイメージです。確かに走ったり、飛行機を飛ばしたりと訓練していることは多めです。

そこで、今回は自衛隊の訓練について、訓練をしている意味や内容、訓練にまつわるギモンや誤解についてです。

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自衛隊の訓練ー普段のお仕事のひとつ


陸海空自衛隊は普段から訓練をしています。こう書くと訓練ばっかりしている!となりそうですが、自衛隊にとって訓練は仕事のための練習です。

自衛隊のお仕事はおおまかに見ると

1 日本の軍事防衛
2 海外派遣
3 災害派遣

の3種類です。1は航空自衛隊で見ればスクランブル発進ですし、海上自衛隊でいえば海上での警戒監視活動です。2は国外で発生した困りごとに対応すること、3は自然災害や急患輸送など、災害に対応するためのお仕事です。

この3つの仕事をするために普段から訓練をしています。訓練をしていないと、必要なときに必要とされる行動が取れないこと、慌てて不成功となる可能性があることから、日頃から訓練をしています。

プロ野球やJリーグのチームも試合で勝つために、普段から練習していますね。練習も仕事のうちということです。

訓練の内容


3つの仕事をしている陸海空自衛隊です。その仕事をうまくするための訓練にはいろいろとあります。

1 体力を作る、維持するための訓練
2 指定された職種ごとの専門の訓練
3 集団で行動するための訓練


と大きく見るとこういう分類です。

1は作戦出動した際に気持ちが萎えたり、凹んだりしないようにするために必要最低限の体力を作ったり、維持したりする訓練です。

自衛官も人の子です、落ち込んだり高揚したりします。戦場や災害現場など非日常の世界に入っていくことを仕事にしているわけですから、気持ちを維持できる程度の体力は必要です。体が不調だと落ち込むのは多くの人と同じです。

2は専門家としての訓練です。航空自衛隊を例にみてみましょう。基地自体の警備をしている警備員という人たちがいます。

警備員は基地の出入りの管理や警備を専門にしている職種です。警備員は警備の仕方や武器操作などいろいろなことを定期的に訓練しています。警備員に必要とされる能力や知識について勉強し続ける訓練ということですね。

3は集団行動を効率的に行うための訓練です。陸海空自衛隊のお仕事は組織の仕事です。独断専行は基本的には好まれません。(独断専行が事態を転換する可能性があるのは事実だとは思いますが)

組織として戦闘、組織として撤収、組織として展開と、あくまでも組織として行動します。

集団と行動による強み(個々人では能力が足りなくても、集団の中にデキる人がいることで不足を補えるし、また、デキる人1人の能力に依存しないこと)を活用するための訓練です。また、指揮と命令を再確認するための訓練ともいえますね。

訓練にまつわるギモン?誤解?


陸海空自衛隊は仕事をするために訓練をしていることがわかりました。この訓練については、いろいろなギモンや誤解があると思います。今回は…

1 精神的にも肉体的にも超人養成のプログラムなのでは?
2 特別な人だけができるのでは?
3 体力があれば全部OK!なんじゃないの?


という代表的なギモン・誤解を見ていきましょう。

まずは最初の「精神的にも肉体的にも超人養成のプログラムなのでは?」です。

自衛隊の訓練は超人養成プログラムではありません。自衛隊の訓練は誰であっても訓練を受ければ、作戦をするのに必要な能力を身につけられることを前提にしています。

個人の天才的能力があるに越したことはありませんが、全員がそういった能力があるわけではありません(みんなが持っていればそもそも天才的能力ではありません)し、天才的能力に頼ってその人が戦線離脱したら、部隊が行動不能というのもダメです。

自衛隊の訓練は必要とされる能力を持つ人たちを一定人数確保できるようにするための訓練です。のらくろ上等兵(のらくろ)もブロッケンJr(キン肉マン)もエレンもミカサ(進撃の巨人)も最初は訓練をしていました。


次は「特別な人だけができるのでは?」というもの。具体的には、ずば抜けた体力がある人だけができる、強い気持ちがある人だけができる!というものです。

こちらも誤解です。

自衛隊の訓練はあくまでも組織として動き、個々の隊員に必要とされる能力は限定しているものです。

「精神的にも肉体的にも超人養成のプログラムなのでは?」でも触れましたが、自衛隊の仕事は人を必要とするけれど、超人は不要(基本的に)というものですから、決まった訓練をしていけば必要とされる能力は自然と身についていきます。特別に体力に優れていなくてもです。

体育会系でないと自衛隊で働けない!という印象ですが、学生さん時代に文化部で活動していた方も自衛隊に入隊していますから大丈夫です。

だからこそ自衛隊の試験は身体検査であって体力測定ではありません。


最後に「体力があれば全部OK!なんじゃないの?」です。

自衛隊の訓練は戦場などで得られた過去の教訓と将来の戦闘を考えて練られたものです。(基本的に)

その教訓やこれからの戦闘は体力だけではとても対応できないものです。体力が不必要ということはありませんが、頭脳や勉強も絶対に必要です。

大丈夫!


以上が自衛隊の訓練でした。

これから自衛隊に入隊される方、入隊されるお子さんをお持ちの親御さんにとっては不安は大きいと思います。自衛隊の訓練自体は、いままで街で暮らしていた方でも慣れられるように段階的に慣れさせていくプログラムです。

体格差などでうまくできたり、できなかったりはありますが、基本的にはできないことはありません。

必要以上に不安がることはありません、大丈夫!続けていくうちに慣れます(^o^)

以上、うさぎの耳(@usaginomimi)でした!m(_ _)m

※この動画は jmsdfmsopao さんの投稿です。ありがとうございます!


海上自衛隊が行っている機雷掃海(海にある機雷を除去する)訓練です。日頃から訓練をしています。

【うさぎの耳的な今日のポイント】

  • 自衛隊の訓練は段階的に慣れてさせていくものです。

  • 超人養成でも、体力万能でもありません。

  • 自衛隊のお仕事は組織の仕事です。


【関連リンク(註)】
・【陸海空自衛隊×?#3】自衛隊って普段は何してるの?ー特殊な世界?
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/173319863.html

自衛隊の普段のお仕事について書きました。

・【自衛隊×勉強】自衛隊はお勉強!−体力だけじゃないんです。
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/408798541.html

自衛隊に入ると勉強しなくていい〜い(*^^*)というのはいつの話?という話です。

・【自衛隊×体力】自衛隊は体力も必要です。
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/410809469.html

体力「も」必要です。

・【自衛隊×入隊】教育隊に行こう!−入隊前に知っておきたい自衛隊のこと その1
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/391266963.html

自衛隊の仕事の流儀や作法を勉強するところ、教育隊です。

・【空自×術科学校】術科学校にいこう!
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/421588036.html

航空自衛隊の専門分野ごとの勉強をする専門学校です。


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