【自衛隊×採用試験】予備自衛官補ー陸海の予備自になるための訓練生

【自衛隊×採用試験】予備自衛官補ー陸海の予備自になるための訓練生


よびじえいかんほ。

予備自衛官(パートタイムの自衛官)に「補」がついています。予備自衛官?what is this(^o^)なのに、それに「補」が付くとさらに?です。

今回はよびじえいかんほ、自衛隊には予備自衛官の訓練生になる試験があります。

※海上自衛隊での予備自衛官補の採用開始など、平成28年・29年度(2016〜2017)の試験情報を追加しました。また、文章の追加や誤字脱字の訂正をしました。(平成29年(2017年)2月1日)

※この記事は、自衛隊に入りたい!けれど入り方(採用試験)が分からない…という方のために書いています。自衛隊がしている採用試験の内容、試験そのもの、働き方などを紹介している記事です。
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※ブログ記事の元になる記事とリンク先は【関連リンク】に記載しています。
※記事中にある動画を再生する場合,音量にはご注意ください。
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すぐに分かる!予備自衛官補ナビ


予備自衛官補(よびじえいかんほ)とは、予備自衛官になるための訓練を受けることができる訓練生、つまり予備自衛官の卵です。

予備自衛官(よびじえいかん)?

となる方も。予備自衛官(よびじえいかん)とは、自衛隊が必要とする時に招集される軍人さんたちで、普段は一般社会でのお仕事をしていますが、招集がかかれば自衛官として働く人たちのことです。普段は警備会社の警備員だったり、看護師さんだったりする人が自衛隊の戦闘服を来て自衛官に変身するという仕組みです。

自衛隊をはじめ、世界各国の軍事組織は常備軍(じょうびぐん。常日頃から組織されている軍事力。対して臨時編成で作られるのが義勇軍など)として組織されています。その常備軍は…

常備役(日本では現職自衛官) + 予備役(日本では予備自衛官)

で組織されています。

予備自衛官補は予備役、日本で言う予備自衛官になるための試験です。予備自衛官補は一般の方、具体的には自衛官の勤務経験がない方でも自衛官として働けると仕組みです。

年齢や今のお仕事との関係でフルタイムの自衛官としては働けないけれど、パートタイムとして必要なときだけ自衛隊で働きますよ!ということですね。

どんなお仕事?


・予備自衛官になるための訓練を受けます。
・訓練を受けるために自衛隊の駐屯地に出向きます。

オススメな人


・自衛隊に入隊したかったけれど、年齢などで自衛隊に入れなかった人
・常勤の自衛官の採用条件に合わなかった人
・予備自衛官として自衛隊で働きたい人

試験ガイド−予備自衛官補


予備自衛官になるための訓練を受けることができるようになる予備自衛官補ですが、その試験には2つあります。

1 技能公募(ぎのうこうぼ)
2 一般公募(いっぱんこうぼ)

の2種類です。技能公募は語学や土木、医療など資格を持っている人を対象にしています。一般公募は資格者以外の人を対象にした試験です。

【応募できる人(年齢制限など)】

1 技能公募の場合

☆18歳以上の人
☆53歳から55歳未満の人(資格や経験年数で変わります)
☆自衛隊が指定する国家免許資格等を持っている人
☆現職の自衛官・非常勤職員・予備自衛官・即応予備自衛官でないこと
☆過去に自衛官だった人は、在職期間が1年未満であること。
(自衛官候補生から自衛官になった場合は候補生の期間も通算されます。プラス3過月分加算されます。教育隊の期間を含めて1年未満です)

※※自衛隊が指定する資格※※
大きく分けて衛生分野、語学分野、情報分野、法務分野などがあります。医師や薬剤師、看護師、外国語大学卒業者や通訳、システムアナリスト、弁護士や司法書士などです。

関連リンクにある募集要項に資格が書かれています。

2 一般公募の場合

☆18歳以上34歳未満の人。
☆現職の自衛官・非常勤職員・予備自衛官・即応予備自衛官でないこと
☆過去に自衛官だった人は、在職期間が1年未満であること。
(自衛官候補生から自衛官になった場合は候補生の期間も通算されます。プラス3過月分加算されます。教育隊の期間を含めて1年未満です)

※※注意です!年齢についてです。※※
予備自衛官補の試験の年齢について基準日があります。

第1回:平成29年7月1日(土)  
第2回:平成29年12月18日(月)

です。上記の日の時点で18歳以上34歳未満という年齢です。例えば6月30日が誕生日で35歳になると受験できませんし、12月19日に18歳になれば受験できます。

【応募できる期間】
第1回:平成28年12月22日(木)〜平成29年4月7日(金)
第2回:平成29年(2017)7月1日(金)〜平成29年(2017)9月15日(金)

※締切日必着です。

予備自衛官補の採用試験は年2回予定されています。あくまでも「予定」です。予定とするのは募集人数が関係してくるからです。

【募集している人数】
北海道(北部方面隊):20名(技能) 100名(一般)
東北(東北方面隊) :20名 100名
関東甲信越(東部方面隊):80名 530名
東海・北陸・近畿・中国・四国(中部方面隊):60名 520名
九州(西部方面隊):20名 150名

左から最初の数字が技能公募の採用予定数で、次の数字が一般公募の採用予定数です。予備自衛官補は各地方単位で採用されます。そのため採用予定数(第1・2回試験の合計の予定数)を第1回目の試験で採用した場合には第2回目の試験は行われない可能性があります。

北海道の1回目の試験で100名採用された場合は、2回目の試験は行われません。(採用予定数に達したため)

なお静岡県は関東甲信越に入ります。東海ではありません。

【試験科目】
筆記試験(ペーパーテスト):国語・数学・理科・社会・英語・作文
口述試験(面接試験):個別に面接をします。
適性検査(パズルみたいな、公務員試験によくある試験です)
身体検査+薬物検査

予備自衛官補になるためには5教科すべてと作文、そして面接試験、適性検査、そして身体検査をパスする必要があります。

【試験日(試験時期)】
第1回:平成29年4月14日(金)〜4月18日(火)の間のうち1日
第2回:平成29年9月30日(土)〜10月3日(火)の間のうち1日

前述のとおり、第1回目の試験で採用予定数を採用した場合は2回目の試験は行われない可能性があります。連続して受験するものではなく、上記のうちの1日が試験日になります。

【合格発表(発表時期や発表方法)】
合格発表がされるのは…

第1回:平成29年5月19日(金)
第2回:平成29年11月10日(金)

です。また、合格発表の方法としては…

1 合格された方のみに通知されます。
2 地方協力本部に受験番号が掲示されます。

【倍率(応募者÷採用者 平成27年度)】
わかりませんでした。防衛白書には記載されていません。東日本大震災の後には10倍くらいになったとの話もあります。

※倍率とは、採用者に対する応募者の多さです。高いほど人気があり、合格の難しさがあがります。10人の採用に対して20人の応募があれば倍率は2倍です。

※※試験ガイドは募集要項を基に作成しています。より詳細な事柄は募集要項(下の方の関連リンクに貼っておきます)をご確認ください。変更点などがある場合があります。

試験全体のスケジュール−まとめ


予備自衛官補の試験日程をまとめておきます。

□ 申込期間(期限)…
第1回:平成28年12月22日(木)〜平成29年4月7日(金)
第2回:平成29年7月1日(金)〜9月15日(金)

□ 試験日…(学科+面接+適性検査+身体検査(薬物検査))
第1回:平成29年4月14日(金)〜4月18日(火)の間のうち1日
第2回:平成29年9月30日(土)〜10月3日(火)の間のうち1日

□ 合格発表…
第1回:平成29年5月19日(金)
第2回:平成29年11月10日(金)

予備自衛官補に合格≠採用


予備自衛官補に合格した場合でも、試験に合格したというだけで採用という意味ではありません。

Σ(゚Д゚)?

ですよね…採用試験に合格した時点で自衛隊側の採用候補者名簿(さいようこうほしゃめいぼ)という名簿に名前が登録されて、成績順に上から採用されていくという仕組みです。合格しても「予備自衛官補になりません」という方もいらっしゃるからです。

予備自衛官補になるには 採用試験に合格 + 自衛隊に入ります!という意思表示 が必要です。

給料−予備自衛官補の初任給


給料という意味でのお金はありません。訓練に出てくれば訓練の日当として7900円(日額)が支払われます。なお、訓練をする駐屯地にいくための交通費は支払われます。

予備自衛官補の最初の階級とあがり方


予備自衛官補には階級がありません。なぜなら予備自衛官になるための訓練生だからです。常備軍の一員ではないためです。

入隊後の教育など


予備自衛官補として採用された場合、予備自衛官になるための訓練を受けることになります。その訓練は技能公募と一般公募で違います。

技能公募:2年以内に10日間の訓練を受けること
一般公募:3年以内に50日間の訓練を受けること

になります。一般公募の場合は一年間でだいたい15日か20日間程度、毎月1日から3日間くらいのペースで訓練に参加することになります。(一例です。まとめて参加しても構いません)

山田さん受験する!−具体的に見てみよう


ある地方でサラリーマンをしている山田さん(24歳)。災害派遣をしている陸上自衛隊の姿を見て「私も自衛隊という形で世の中のために働きたい!」と予備自衛官補を目指します。でも自衛隊経験もないし…

24歳、山田さんOKです!

看護師をしている佐藤さん(22歳)、臨床の現場で培った技術や心がけを自衛隊で活用していと思っています。そこで陸上自衛隊が募集している技能公募の予備自衛官補に応募します。

看護師免許+22歳 佐藤さんOKです!

大学を卒業して会社で勤めた後、24歳のときに自衛官候補生として自衛隊に入った後藤さん(現在32歳)。自衛隊に合わずに任官後4ヶ月で退職しました。とはいってもフルタイムは無理でもパートタイムの自衛官として働けるかも!ということで予備自衛官補に応募します。

自衛官候補生の訓練期間3ヶ月+自衛官になった後の在職期間4ヶ月=在職期間1年未満

後藤さんOKです!

海上自衛隊予備自衛官補ー今年からできました!


今年から海上自衛隊でも予備自衛官補の採用が始まりました。いままでは陸上自衛隊だけの採用でしたが、これからは海上自衛隊でも採用されれば働けるようになります。

1 海上自衛隊の予備自衛官補は「船舶」のみ募集、船舶の運航に関わります。
2 採用試験は年2回の予定。
3 採用予定人数は全国で約20名。
4 応募条件として海技士資格を持っていること+一定の経験年数が必要です。
5 年齢制限があります。(海技士の等級によって35歳以上55歳未満)

※詳しくは関連リンクにある予備自衛官補(技能)を見てみてください。

目指せ!パートタイム自衛官


普段は一般的な仕事をしている人、でも必要なときには自衛官として働く予備自衛官になるための訓練を受ける訓練生が予備自衛官補です。

いままでの予備自衛官は元自衛官だけがなれたのですが、予備自衛官補ができたことによって自衛隊で働いたことがない人でも予備自衛官になることができるようになりました。

パート?(・∀・)

と思われる方もいるとは思いますが、現職自衛官も超人ではなくて人間です。任務中であっても疲れますし、怪我もします。場合によっては亡くなることもあります。そのための予備兵力として予備自衛官は必要です。

自衛隊を支える力としての予備自衛官、その予備自衛官になるための訓練生である予備自衛官補、どうでしょうか?

ひとつの会社にひとつの職業、ひとつの技能、ひとつの給料という単一路線が無くなっていく中、半分自衛官・半分○○という働き方(複数の職業という意味での複業)も選択肢だと思います。

以上、うさぎの耳(@usaginomimi)でした!m(_ _)m

※この動画は 陸上自衛隊 広報チャンネル さんの投稿です。ありがとうございます!


予備自衛官補の訓練を修了すると、こちらの予備自衛官になれます。予備自補出身の予備自衛官と元自衛官の予備自衛官といっしょになって働きます。

一般に予備自補から予備自衛官になられる方は志・気持ちのある方ですから、元自衛官の予備自衛官の馴れた感じには反発する向きもあると聞きます。

【うさぎの耳的な今日のポイント】

  • 自衛隊は予備自衛官補の採用試験を行っています。

  • 予備自衛官補は自衛隊を未経験な方も応募でき、合格・採用の可能性があります。

  • 予備自衛官補は予備自衛官になるための訓練を受ける訓練生です。

  • 平成29年(2017)度から海上自衛隊の採用が始まりました。

  • 予備自衛官制度(即応・予備自・予備自補)そのものは改善点が多い仕組みです。


【関連リンク(註)】
・予備自衛官補:各種募集種目:自衛官募集ページ:防衛省・自衛隊
http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/recruit/15.html

予備自衛官補の採用試験が書かれている公式ページです。応募書類などはこちらにあります。

・平成29年度 予備自衛官補募集要項 (一般公募)
http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/pdf/y/29yobijihoippany.pdf

・平成29年度 予備自衛官補募集要項 (技能公募)
http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/pdf/y/29yobijihoginouy.pdf

採用条件や受験資格などが書かれているのが募集要項です。

・自衛官募集ホームページ:防衛省・自衛隊
http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/

自衛官の採用試験のポータルサイトです。志願票(受験します!という為の書類)や受験票(本人のための書類)が用意されています。また、それぞれの採用試験のパンフレットも用意されています。

・“チホン”のすべてがわかる!地方協力本部ポータルサイト:自衛官募集ホームページ
http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/chihon/index.html

実際に説明や受験案内をしてくれる広報官(こうほうかん)がいるところがチホン(地方協力本部)です。そのチホンのポータルサイトです。

【自衛隊×採用試験】自衛隊の採用試験受験で注意したいこと−まとめ
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/419926371.html

自衛隊の採用試験に関する気をつけたいところを書いています。


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