【航空自衛隊×職種 #48】電算機処理員ーJasdf System operations manager


航空自衛隊が動くとき。

航空自衛隊が動くときには隊員・装備・紙・お金といろいろなが動きがでます。

動くものの中で最大級のものはデータ、データによって空自が組織として働けます。

今回は、航空自衛隊のデーターシステムを動かす人たち、電算機処理員のお仕事です。

-----------------------------------------------------------------------
※ブログ記事の元になる記事とリンク先は【関連リンク】に記載しています。
※記事中にある動画を再生する場合,音量にはご注意ください。
-----------------------------------------------------------------------


※「航空自衛隊の職種大全」は航空自衛隊の職種を紹介する連載記事です。航空自衛隊はどういう仕事をしている?、航空自衛隊に入ったらこういう仕事をしたい!などのギモンに答える連載です。職種全体の基本的なことは…

・【航空自衛隊×職種】40の65は戦うために! 航空自衛隊の職種大全 Episode0(ZERO)
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/393576433.html

に書いています。よろしかったら(^_^)

電算機処理員とは?


航空自衛隊のいろいろなシステムの運用管理をしている電算機処理員とは…

特技名:電算機処理員(でんさんきしょりいん)

職域名:電算機(でんさんき)

学ぶ所:第5術科学校(小牧基地・愛知県小牧市)

働く場所:三沢・市ヶ谷:木更津:目黒・入間など何らかのシステムがある基地

所属部隊:システム運用に関わる部隊(早期警戒システムや気象予報システム、補給システムなど)

主な仕事:

1 空自のコンピュータシステムを運用すること。
2 システムの監視をすること。
3 プログラムを作成すること
4 システムの保守管理をすること。etc…

取れる(かもしれない)資格:情報技術系の資格(情報処理技術者など)

というお仕事です。電算機処理員は空自の行動を支えるデーターシステムを実際に動かす運用管理者、そのためにプログラムを作ったり、システムの状況監視などをしています。

航空自衛隊を支えるデータシステム


航空自衛隊というと飛行機やパイロット、ミサイルと「空を飛ぶ」ことに注目が集まります。空自では、これらの空を飛ぶこととは別の流れもあります。

それはデータの流れです。

航空自衛隊では、飛行機を飛ばすため、基地を動かすためにいろいろなデータがやり取りされていきます。

具体的には航空自衛隊の本職である防空戦闘をするためのJADGE(ジャッジシステム)、飛行機に大きな影響を与える天気を解析するための気象予報解析システム、航空自衛隊の品物を融通するための補給システムなど、さまざまなデーターをやり取りするシステムが運用されています。

このデーターシステムの維持管理や保守運用しているのが電算機処理員です。電算機処理員は航空自衛隊でシステム運用管理者としてプログラマーとして仕事をしている人たちです。

JADGEシステムー航空自衛隊そのものといえるシステム


航空自衛隊のデーターシステムの中で、これぞ航空自衛隊!というシステムがJADGEシステム(ジャッジ・システム)です。

JADGE(Japan Aerospace Defense Ground Environment)

それぞれの文字をとって「ジャッジ・システム」と呼ばれるこのシステム、日本語では自動警戒管制システムと言われます。

ジャッジ・システムは日本の領空に侵入しそうな、侵入してきた飛行機に対応するスクランブルの仕事に使われるシステムで、飛行機の発見・識別・迎撃までの一連の動きを情報としてパイロットに伝達、支援するためのシステムです。天候や連動する各飛行機(スクランブルでは日本全国の部隊が連動して対応するから)の情報などが総合的に集められ、必要なところにデータとして提供されます。

※以前はBADGE(Base Air Defense Ground Environment)システムと呼ばれていましたが、換装されてジャッジ・システムとなりました。

電算機処理員はこのジャッジ・システムの運用管理やシステム運用上、必要なプログラムの作成などを行うのがお仕事です。

電算機処理員に必要なこと-なるには?


航空自衛隊のいろいろなシステムを運用管理、保守している電算機処理員になるにはどういう能力が必要でしょうか?それは・・・

プログラムやソフトウエア開発に関する強い関心

です。システム運用や開発など情報系の技術や知識、その習得のための勉強は絶対に必要です。「パソコンの電源を切る?コンセントをブチッと抜けばいいんでしょ?」「IT?ICT?あぁイットね。それね(^o^)」では難しいかもしれません。

ユーザー視点の技術者


航空自衛隊の戦闘や天気予報、物品のやりとりをするシステムを実際に運用している電算機処理員でした。

航空自衛隊は日本の空を軍事的に守ることを仕事にしています、そのためには飛行機に隊員、そして装備品と多くの人、モノが動く必要があります。その動きはデータとして処理された多くの情報に基づいて行われる組織的な行動です。

また、航空自衛隊とともに日本を守っている陸海自衛隊の持っているシステムとの相互運用も考慮されていますから、電算機処理員の仕事は全自衛隊に関わる仕事です。

航空自衛隊のシステムを実際に守って動かす電算機処理員のお仕事は日本の防衛全体を支える大きな仕事だと思います。

以上、うさぎの耳(@usaginomimi)でした!m(_ _)m

※この動画は AfterBurner-加速しろ!! さんの投稿です。ありがとうございます!


航空自衛隊のお仕事のひとつ、スクランブルです。さまざまなデータによって動いていきます。

【うさぎの耳的な今日のポイント】

  • 航空自衛隊のいろいろなシステムの運用管理をしているのが電算機処理員です。

  • 空自のシステムは陸海自衛隊のシステムと相互運用性が考えられています。

  • データの流れを滞りなく動かしています。


【関連リンク(註)】
・隊員の仕事|航空自衛隊について|[JASDF] 航空自衛隊
http://www.mod.go.jp/asdf/about/work/

この記事へのコメント

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/431644507

この記事へのトラックバック