【航空自衛隊×職種 #43】印刷製図員ー空自のクリエイター


想像力。

その力は無限の可能性がありますね。建築物も工業製品も、日用品もその想像力をデザインして活かされています。人間が人間らしくあるための力です。

人間が人間であるための基本となる想像力、今回は、航空自衛隊で想像力を武器に、教科書や映像を企画制作(制作)している印刷製図員のお仕事です。

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※「航空自衛隊の職種大全」は航空自衛隊の職種を紹介する連載記事です。航空自衛隊はどういう仕事をしている?、航空自衛隊に入ったらこういう仕事をしたい!などのギモンに答える連載です。職種全体の基本的なことは…

・【航空自衛隊×職種】40の65は戦うために! 航空自衛隊の職種大全 Episode0(ZERO)
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/393576433.html

に書いています。よろしかったら(^_^)

印刷製図員とは?


航空自衛隊の書類などの印刷物やビデオ映像などを作っている印刷製図員とは…

特技名:印刷製図員(いんさつせいずいん)

職域名:印刷(いんさつ)

学ぶ所:教材整備隊など(直接配員)

働く場所:市ヶ谷基地、奈良基地、浜松基地など

所属部隊:教材整備隊など

主な仕事:

1 航空自衛隊が使用する教材などを印刷すること。
2 教材や広報などに使用する写真撮影をすること。
3 撮影した映像や写真などを加工・編集すること。
4 教育や広報で使用する模型を製作すること。etc…

取れる(かもしれない)資格:大型自動車

というお仕事です。印刷製図員は航空自衛隊のクリエイター・イラストレーター・モデラーとして働く人たちです。

撮る + 作る + 印刷する


航空自衛隊の中でクリエイティブにイラストラーター兼モデラーとして仕事をしている印刷製図員。そのお仕事は航空自衛隊の教育と広報という2つの分野に関わっています。

教育分野での印刷製図員のお仕事は、航空自衛隊の教育隊や術科学校、その他の学校で使用する教科書などの教材を製作すること、具体的には教材用の写真撮影や動画撮影、その加工編集から、印刷物として印刷することまで担当しています。

広報分野では、広報用ビデオの撮影や加工・編集などを仕事にしてます。

また、航空自衛隊が教育訓練や広報で使う飛行機の模型なども製作しています。航空自衛隊のエアパーク(航空自衛隊の仕事を紹介しえいる広報用施設、静岡県浜松市にある)の2階で展示されています。

教材整備隊


航空自衛隊の教育と広報に使う教材や映像を製作(制作)している印刷製図員です。その働く場所のひとつに教材整備隊という部隊があります。

教材整備隊(きょうざいせいびたい)

航空自衛隊の浜松基地にある部隊で航空自衛隊の教育隊や学校で使われるいろいろな教材の製作、教育用ビデオの制作を担当しています。また、教材で使用する写真の撮影などの仕事をしています。

教育と広報で使われる模型や映像、紙の資料のすべての製作(制作)に関して企画段階から関わって、実際に印刷・撮影し、製本から編集まで担当している部隊です。

航空自衛隊の教育隊や学校、部隊が使用している教科書の企画や印刷、製本は教材整備隊が引き受けています。

印刷製図員に必要なこと-なるには?


教科書や模型、映像を企画・制作・製作している印刷製図員ですが、その印刷製図員にはどういった能力が必要とされるのでしょうか?

几帳面さと芸術的センス

が求められるようです。航空自衛隊の教育や航空自衛隊の仕事を世間様に知らせるための広報用資料(紙でも映像でも)を企画して作るわけですから、繊細さは必要です。

また、写真や言葉、そのレイアウトや構成などについてのセンスは教育や広報の効果に大きな影響をあたえます。そういう意味での芸術的センスは必要不可欠です。

読みにくい教科書、何を伝えたいかわからないパネル、見づらくてわからないビデオ・動画では資料としての意味は半減してしまいますね。

クリエイター


航空自衛隊の教育と広報の2つの分野で模型を作ったり、資料を作成したりする印刷製図員のお仕事です。

飛行機の模型製作、教科書の作成から製本、ビデオ撮影などクリエイターとして働く印刷製図員は、航空自衛隊のモデラー・イラストレーターとしてお仕事をされています。

クリエイターというとインドアなイメージですが、クリエイティブであるためには実地で動くことが大切です。そのため印刷製図員は、写真や映像の撮影のために、日本各地の基地や分屯基地を訪問したり、空中撮影のために時には飛行機に乗り込んだりと、思ったよりもアクティブに動きます。

模型工作や印刷物のレイアウト、使う人の見やすさや使いやすさを考えることが好きな方、例えばデザイナーやモデラー、クリエイターとして働きたい方にとってはいいお仕事ですね。

地味といえば地味な仕事ですが、印刷製図員が作成する教科書は航空自衛隊の組織そのものを動かすこと(そこに書いていることを組織として勉強して、隊員が実行していくから)になりますし、広報用資料で航空自衛隊を広く知らせることができます。

実際はスケールの大きいお仕事だと思います。そのセンスと技術を活かしてみませんか?

以上、うさぎの耳(@usaginomimi)でした!m(_ _)m

※この動画は M matsutaro さんの投稿です。ありがとうございます!


4分30秒ころから模型が見えてきます。リアルに作りこまれていますね。映像やパネルがいろいろと使われています。

【うさぎの耳的な今日のポイント】

  • 印刷製図員は航空自衛隊のクリエイターです。

  • 教育や広報のための模型工作や印刷物製作、映像制作をします。

  • 印刷製図員 = モデラー + イラストレーター + デザイナー


【関連リンク(註)】
・隊員の仕事|航空自衛隊について|[JASDF] 航空自衛隊
http://www.mod.go.jp/asdf/about/work/

・教材整備隊 | 航空教育集団 | [JASDF] 航空自衛隊
http://www.mod.go.jp/asdf/atc/butaishoukai/index_kyousei.html

・エアーパーク // 航空自衛隊浜松広報館
http://www.mod.go.jp/asdf/airpark/

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