【自衛隊×採用試験】一般曹候補生−めざせ!陸海空自衛隊の下士官

【自衛隊×採用試験】一般曹候補生−めざせ!陸海空自衛隊の下士官


陸海空自衛隊。

日本全国、世界で活動している組織です。そんな自衛隊の現場の中心として働きたい方にとって魅力的な試験が一般曹候補生です。

今回は自衛隊の下士官として働く一般曹候補生です。

※この記事は、自衛隊に入りたい!けれど入り方(採用試験)が分からない…という方のために書いています。自衛隊がしている採用試験の内容、試験そのもの、働き方などを紹介している記事です。

※※平成28年度の採用試験に対応しました。また、新しい文章の追加や動画の追加、誤字脱字の訂正をしました(平成28年(2016年)5月6日)

※ブログ記事の元になる記事とリンク先は【関連リンク】に記載しています。
※記事中にある動画を再生する場合,音量にはご注意ください。


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すぐに分かる!一般曹候補生ナビ


 一般曹候補生は、陸海空自衛隊の曹(そう。幹部を支える下士官のこと、現場の実際の活動の責任者)になることを前提にした試験です。採用の始めから陸海空自衛隊の正規の構成員となって、自衛隊のお仕事を勉強、そして部隊や現場で幹部を支え、実践をする人を採用するための試験です。

どんなお仕事?


・自衛隊の仕事を下士官(現場責任者である幹部を支える実際の活動の責任者)として実践して活動します。
・現場の責任者として働きます。
・災害派遣や国際貢献などの実際の現場で中心となって活動します。

オススメな人


・自衛隊で定年まで働きたい方。
・とにかく早く自衛隊の正社員(非任期制隊員)になりたい方。
・自衛隊の実際の現場の中心として働きたい方。

試験ガイド−一般曹候補生



・応募できる人 

平成29年(2017年)4月1日の時点で18歳以上・27歳未満の人

※平成2年(1990年)4月2日から平成11年(1999年)4月1日までの間に生まれた人

・応募できる期間  平成28年(2016年)7月1日(金)から9月8日(木)
・志望できる自衛隊 陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊
・募集している人数

陸上自衛隊 約2470名(男子) 約200名(女子)
海上自衛隊 約960名(男子) 約40名(女子)
航空自衛隊 約750名

※上記の数字は採用予定数です。退職者の数や応募状況によって変化します。また航空自衛隊の採用については男女別の採用枠はありません。能力に応じて採用されます。

・試験科目

【一次試験】

1 ペーパーテスト(筆記試験)

国語・数学・英語(択一式で回答、いずれも高校卒業ぐらいの問題)
作文(700字くらい)

2 適性検査(自衛官として適格か?の検査、公務員試験ではよくあります)

【二次試験】

面接と身体検査

・試験日 

一次試験:平成28年(2016年)9月16日(金)と17日(土)
二次試験:平成28年(2016年)10月6日(木)〜12日(水)までの間の指定する1日

二次試験は一次試験の合格者のみ受験可能です。

・合格発表(発表時期や発表方法)

【合格発表の日】

一次試験は平成28年(2016年)9月30日(金)
最終合格は平成28年(2016年)11月11日(金)

【合格発表の方法】
1 合格された方のみに通知されます。(1次・2次試験ともに)
2 地方協力本部に受験番号が掲示されます。
3 自衛官募集HPに受験番号が掲載されます。(最終合格者のみ)

・倍率(応募者÷採用者 平成26年度)

全体としては7.0倍 女性に限れば15.3倍です。

陸自:男性7.1倍 女性26.7倍
海自:男性5.0倍 女性27.1倍
空自:男性9.5倍 女性12.5倍

※平成25年度の倍率は…

全体は9.1倍、女性に限れば24.7倍
陸自:男子 10.7倍 女子 38.4倍
海自: 男子 約5.2倍 女子 約21.9倍
空自: 男子 約9.8倍 女子 13.6倍

※※倍率とは、採用者に対する応募者の多さです。この数字が高いほど人気があり、合格の難しさがあがります。10人の採用に対して20人の応募があれば倍率は2倍です。

※※※試験ガイドは募集要項を基に作成しています。より詳細な事柄は募集要項(下の方の関連リンクに貼っておきます)をご確認ください。変更点などがある場合があります。

試験全体のスケジュール−まとめ



□ 申込期間(期限)…平成28年(2016年)7月1日(金)から9月8日(木)
□ 試験日…

一次試験:平成28年(2016年)9月16日(金)と17日(土)
二次試験:平成28年(2016年)10月6日(木)〜12日(水)までの間の指定する1日

□ 合格発表…

一次試験は平成28年(2016年)9月30日(金)
最終合格は平成28年(2016年)11月11日(金)

給料−一般曹候補生の初任給


 164,700円(平成28年2月1日現在)です。一般曹候補生の場合、自衛隊での一番下の階級である2等○士から始まるので、2等○士の最低金額(月給で日本円)となります。

一般曹候補生の最初の階級とあがり方


 一般曹候補生の最初の階級は2等○士です。(○の中には陸海空の文字が入ります。航空自衛隊の場合は2等空士です)

自衛官候補生と違って、自衛隊に入った時点で階級が与えられます。その後は一定期間を経過するごとに階級がひとつずつ上がっていきます。何もなければ○士長までは大半の人は昇任します。

入隊後の教育など


 陸海空自衛隊の各地の教育部隊で自衛官としての基礎訓練が行われます。航空自衛隊の場合は熊谷基地(埼玉県熊谷市)、防府基地(山口県防府市)で訓練が行われます。

教育部隊(教育隊)での訓練終了後は専門教育を受けるための学校に入ってさらに勉強、そして部隊配属となります。

山田さん受験する!−具体的に見てみよう


 ○○高校工業科で卒業見込みの山田さん(18歳)、△△大学を修了して大学院に入ろうか考え中の佐藤さん(22歳)、今の職場に合わなくて転職を考えている後藤さん(26歳)も…

受験OK!

です。受験するための条件が緩い(年齢と国籍)ので、年齢に当てはまっていればほぼ受験できます。

自衛官候補生との違いは?


一般曹候補生は、年齢を受験条件にした採用試験です。この点は自衛官候補生と同じです。また、仕事内容自体自体に違いや区別はありません(一般曹候補生も自衛官候補生もする仕事は同じです)。

では、この二つの採用試験の違いは何でしょうか?

それは、自衛隊が定年まで雇用するかしないかの違いです。一般曹候補生は基本的に定年まで雇用することを考えられている試験です。逆に自衛官候補生は基本的に契約期間だけ自衛官として働くことを考えている試験です。一般曹候補生は、定年が50歳代ということを考えても、30年前後は自衛隊で仕事をすることができます。

一般曹候補生として入隊された方にとって自衛隊での定年雇用までの関門は3等○曹への昇任試験です。この昇任試験では、一般曹候補生の試験は「選考」試験とされています。自衛官候補生は場合は「選抜」試験です。この言葉の使い分け、具体的には…

選考…それまでの勤務成績と昇任試験の結果を考慮して、誰から昇任させるかを決めていく

選抜…勤務成績と試験結果を考慮して、昇任させるかどうか自体を決めていく

という違いです。まだ具体的ではないような\(^o^)/

ですね…

一般曹候補生→正社員になることはほぼOK!→試験は正社員になる順番を決めるためのもの
自衛官候補生→正社員にさせるかどうか? の試験

という違いです。

防衛省や自衛隊では「定年まで雇用することを約束すれば優秀な人材が集まりやすい」と考えているようで、自衛官の採用については任期制隊員(自衛官候補生など)を減らす方向で動いています。(防衛省の資料では採用の半数が非任期制隊員となっています)

ただし注意も必要です。「基本的に」と断っているように、絶対・確実・間違いなく定年までいられるという絶対の保障自体はありません。(勤務成績がよくない、組織改編など)

終身雇用求む!?


一般曹候補生は年齢条件で受験でき、幹部候補生など他の非任期制隊員の採用試験と比べれば採用人数も多めです。

同じ下士官の採用試験である技術海曹・空曹と一般曹候補生を比べてみると

技術海曹・空曹は10名(海)・若干名(空)
一般曹候補生は約1000名(海)・約750名(空)

と10倍以上の採用人数です。

また、繰り返しになりますが、一般曹候補生は、自衛官候補生のように「昇任させるかどうか」(自衛隊に残れるかどうか)の判断をされる試験ではなくて、

昇任する順番を決める=自衛隊に残る順番が早めか、遅めか

という試験ですから、自衛官候補生に比べて「正社員」にはなりやすくなっています。(防衛省や自衛隊もそれを売りにしています。パンフレットもそういう構成です)

終身雇用にものすごく強い思いがあり、人生の多くを自衛隊で働きたい方にはぴったりです。自衛隊側も終身雇用前提で教育や指導を行います(良くも悪くもです。どんな組織も同じです)

反面、入る前から自衛隊にずっといられるかなんて入ってみないと分からないし(^o^)…と思われる方には不利益な面が多め(資格取得や再就職支援、満期金など)です。入隊してから様子を見たい場合は自衛官候補生のほうがいいです。

以上、うさぎの耳(@usaginomimi)でした!m(_ _)m

※この動画は 陸上自衛隊 広報チャンネル さんの投稿です。ありがとうございます!


海上自衛隊の一般曹候補生の紹介動画です。

【うさぎの耳的な今日のポイント】

  • 自衛隊は「一般曹候補生」の採用試験を行っています。

  • 自衛隊と終身雇用への強い思いがある方には最適な試験です。

  • 非任期制の採用試験としては採用人数は多めです。

  • 入隊当初から「自衛隊で人生決め打ち」(仕組み的に)のような採用試験なので、その点は覚悟が必要です。


【関連リンク(註)】
・平成28年度 自衛隊一般曹候補生募集要項
http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/pdf/y/28soukouy.pdf

・自衛官募集ホームページ:防衛省・自衛隊
http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/

自衛官の採用試験のポータルサイトです。志願票(受験します!という為の書類)や受験票(本人のための書類)が用意されています。また、それぞれの採用試験のパンフレットも用意されています。

・“チホン”のすべてがわかる!地方協力本部ポータルサイト:自衛官募集ホームページ
http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/chihon/index.html

実際に説明や受験案内をしてくれる広報官(こうほうかん)がいるところがチホン(地方協力本部)です。そのチホンのポータルサイトです。


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この記事へのコメント
試験ガイド−一般曹候補生


・応募できる人 

平成29年(2017年)4月1日の時点で18歳以上・27歳未満の人

※平成2年(1989年)4月2日から平成11年(1999年)4月1日までの間に生まれた人


となっていますが、平成2年は1990年ですよ。
1989年だと平成元年になります。
Posted by SR at 2016年10月04日 20:58
SRさま

該当箇所の西暦を直しました。

ご指摘、ありがとうございましたm(__)m
Posted by うさぎの耳 at 2016年10月05日 04:03
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