【陸海空自衛隊】こんなはずじゃなかった … 自衛隊を辞めたいと思ったときのサプリ

【陸海空自衛隊】こんなはずじゃなかった … 自衛隊を辞めたいと思ったときのサプリ

陸海空自衛隊。

日本の陸海空を守る組織として存在する現実世界の国家機関です。

自衛隊に入ったら「○○して立派に!」など、いろいろと思っていたことが壊れる時が必ずやってきます。

思いが壊れるときに、どう考え行動するかで、今後の自衛隊生活は大きく変わると思います。

そこで今回は、自衛隊で「こんなはずじゃなかった」と思う代表的なケースとその対処法について、体力不足や公務員熱烈志望な人、愛国な人などいろいろなケースがあります。

※以前にUPした記事ですが、新しい文章の追加と改定、誤字脱字の訂正などを行ないました。(平成29年・2017年1月20日)
※記事本文が長文であること、内容がそれぞれあることから目次を設置しました。読みたいところから読めます。

※ブログ記事の元になる記事とリンク先は【関連リンク】に記載しています。
※記事中にある動画を再生する場合,音量にはご注意ください。


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自衛隊に入ったけれど…こんなはずじゃ…


自衛隊に入って考えることいろいろとありますね。日々の仕事や訓練など考え、思い、悩みながらも、同時に日々の仕事や訓練に追われる生活です。

教育隊でも術科学校でも、部隊配属後でも思いは消えることはないと思います。思いの中でも自衛隊生活に大きな影響を与えるのは「自衛隊に入ったはいいけれど、こんなはずじゃなかった…」という思いです。

この思い、対応次第では自衛官である事を辞めてしまうこともあります。周囲の人の一部には「暇だから余計なことを考えるんだ!」と怒ったり、「学のある人は余計なことを考えるんだね…」と皮肉る向きもあると思います。

とはいっても本人の心情のことは怒ったり、皮肉ったりしても解決するものではないと思います。

今回は解決のひとつの手助けになるかもしれない、辞めたいと思う時のケースと対応策についてです。自衛隊を辞めたいと思う時のケースはこんな場合があると思います。(他にもいろいろとあるとは思います。代表的な例です)

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訓練についていけない


自衛隊での「最初の自衛隊」となる教育隊でよく見られるケースです。毎日の生活自体が訓練、朝から晩まで、食事まで訓練みたいなもの。さらに生活に加えて、自衛官に最低限必要な知識や体力のための学習や訓練もあってヘトヘトになります。

そこで浮かんでくるのが訓練についていけない=辞めたい‥‥という気持ちです。

教育隊の訓練自体は超人養成プログラムではなく、一般人が組織的行動をできるようになるための最低限の訓練です。無理なことはほとんどありません。軍隊としての行動の習得を超人やDNAの要素に頼ることはありませんから。

ただ、訓練自体に無理はなくても体格などの差によって辛いのも事実です。そこで対応策としては手助けしてくれる仲間を見つけること(同じ班でも違う班でも)、あなたから見てうまくやっている人の真似をして行動してみることです。

そうすれば、あなた自身が足りない部分を他の人が補ってくれますし、他の人がたりないところもあなたが補ってあげれば、お互いにwinーwinな関係です。

あなたから見て訓練をうまくこなしている人は必ずいると思います。訓練自体は同じことをしていますから、その人はうまく訓練をこなすコツを持っているはずです。その人の真似をしてみましょう。

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時間に追われる生活に慣れない


こちらもよくあるケース、教育隊でも配属された部隊でも見られるケースだと思います。教育隊の場合、教育隊での生活そのものが訓練(自衛隊の組織行動や流儀を習って慣れるための訓練)ですから、生活自体が時間に追われていきます。2020までに入浴とかいろいろと制限がかかります。

この場合の対応策は締切りを作ることです。例えばアイロンがけを20:30までにする!と決めておけば、その時間までに何とか終わらせようとします。締切りの設定ですることに優先順位がつけられて、手間をどれだけ省略するかを考えるようになると思います。

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「公務員」だと思っていたのに違う


自衛隊に入隊される方の中には、他の公務員試験に強い思いはあるものの、不採用などの事情で自衛隊に入った方もいます。本当は市役所の公務員や消防士、警察官になりたかったけれど…ということです。

たしかに自衛官も「公務員」ですが、他の公務員と比べて…

1 定年が早めにくる(多くの方は54歳前後)
2 自分の命の喪失が織り込まれている。
3 思っていたよりも給料が高くない(ご本人にとって)

ということがあります。定年が早いということは再就職をして年金支給までつながないといけません。また、命の喪失が仕事の中に織り込まれているということは、自分の命を危険にさらすことになります。

この場合の対応策は公務員試験の勉強をすることです。自衛隊在職中に他の公務員試験の勉強をすることには3つのメリットがあります。それは…

・他の公務員試験に合格できるかも
 (在職中に他の公務員試験を受験してもOKです。合格して退職することも可能です)

・自衛隊の他の採用試験に合格できるかも
 (例えば自衛官候補生から幹部候補生へ)

・自衛隊の中の昇任試験に合格するかも
(いち早く昇進していきます)

です。公務員試験に出題される問題や出題形式に慣れておけば、自衛隊でも他の公共機関でも合格する可能性は高まると思います。

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自衛隊は愛国な組織だと思っていたのに


自衛隊を愛国的な組織と思って入隊された方に見られるケースです。自衛隊が愛国的じゃない!といえばウソです(国を守る仕事という意味で愛国というなら)が、あなたの思う「愛国」(国体の精華の守護し、我らは武士道の体現者である!みたいな)とは、確実にズレていると思います。

自衛隊は現実世界に存在する国家機関、そして組織です。ひとりひとりの思想信条はいろいろとあるけれど、命令にもとづいて一斉に行動することをメインにしている組織です。現実世界の現在進行形で発生している想定外の事態に対応することが仕事です。

この場合の対応策はあなたが偉くなることです。偉くなって部隊なり、集団なりの組織のトップになることです。トップになってから仕組みの中で愛国風味を付け足されてはどうでしょうか?「自衛隊」とひとくくりにされる自衛隊ですが、部隊単位で見るとそれぞれに色はありますから。

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自衛隊で昇任できない


自衛隊に入られた方のほぼすべてで見られるケースです。自衛隊はテストの世界です。テスト(筆記も内申も体育も)の成績で順位が決められ、昇任(昇進・出世)が決まっていきます。

「なんであの人が私よりも先に昇任する?(・・?」など人事のお話は、自衛隊でも大好きなお話ですから、それだけ人事、昇任への期待と不満があるということでしょう。

自衛官候補生(自衛隊での「契約社員」)の場合は基本的に最初から退職コースに乗っているので、昇任できないケースは多くなると思います。

この場合の対応策は試験勉強をすること、時期を待つことです。試験勉強をすることは最低条件で、昇任試験のための勉強をしておかないと成績(と成績に基づく順位)がよくなりません。

また時期を待つことです。これはテストの成績がよくても昇任する順番が他の人よりも下位にあるときは昇任できないからです。大相撲の番付(幕内下位で13勝しても、上位陣が勝ち越せば上位の空きがない)やリーグ戦の入れ替え戦みたいなものです。

とにかくテストの点数と順番をあげるしかありません。

※入社後の働き方や待遇を入り口で分けるのは自衛隊に限らず、日本の多くの企業で採用する方法(現状)です。一面では楽な仕組み(最初で決めてしまう一発勝負)、別面では入った後の待遇の固定化という面もあります。

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なりたい職種ではない


自衛隊に入ってからする仕事が、自分の希望するものではないときです。衛生や看護の仕事をしたい!、航空機の整備をしたい!と思って入隊しても、実際には歩兵や建築の仕事に回されたという場合です。

自衛隊での職種は組織の目的が優先して決められるものですから、個人の希望はあくまでの参考程度です。組織として仕事をすることが先ですから、希望とおりとはいかないこともあります。

希望する職種と実際の職種が違う場合は幹部など、偉くなって職種を変更することです。下士官として足りている職種も幹部としては足りていないということもあるので、偉くなったときには職種変更をできることがあるそうです。

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対応策を取ってみても…


うまくいかないときはあります。その場合は退職もひとつの選択肢として入れておくと気持ちは楽になります。

自衛官も日本社会のひとつの職業ですから。

退職の話となると周囲の人は「せっかく入ったんだから…(続く言葉は公務員なんだし、モトをとらないと損するよ!)」と言いますが、本人にとってはありがた迷惑なことになりかねません。

「安定」とはいっても健康でなくなれば、あっという間に消えてしまう「安定」(自衛隊に限らずどの組織も同じです。すべては健康な人を基準に作られています)です。

退職という締切りを自分の心のなかに設定しておいて(周りの人に言う必要はないと思います。あくまでも内心での締切り)、日々の仕事と訓練をしてみるのはいかがでしょうか?締め切りを設定した中で自衛隊にいて楽しいこと、苦しいことが見えてきて、自分にとって何が許容範囲なのかがハッキリと分かるようになると思います。

その上で自衛隊に残留するもよし、自衛隊を去るもよしだと思います。

思い悩むことは普通で当たり前のこと、その思いを活かす方向で考えてみましゅう(^_^)v

以上、うさぎの耳(@usaginomimi)でした!m(_ _)m

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【うさぎの耳的な今日のポイント】

  • こんなはずじゃなかった…は自衛隊を辞めたいと思う時の言葉です。

  • 「こんなはずじゃなかった」には具体的なケースがあります。

  • 「解決」はご本人次第、周りは助言ができます。

  • 話すことで気持ちが楽になることのほうが多いです。周りの方はゆっくりだまって聞くことが大切だと思います。

  • 「俺の経験上な!」とか「甘いんだよ!」はNG、そんなあなたも昔は悩んでいたと思います。


【関連リンク(註)】
・【自衛隊×入隊】自衛隊に入る理由−いろいろあります。
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/425203809.html


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