【軍事力】軍事力って何?


軍事力。

ニュースで見聞きする世界各地の紛争では、ほぼ登場している力です。

人類は有史以来、その存在を恨んだり、賞賛したりしている訳ですが、その力の意味はあまり語られることはありません。

今回は軍事力そのものがもたらすもの、軍事力を使うことで作られるものです。

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軍事力


軍事力という言葉は…

国家が戦争や防衛を行うための能力。軍艦・戦闘機・重火器などの兵器数や兵員数、その戦闘性能・機動性能など、戦争を行うための総合的な能力。「隣国の―が脅威だ」

・ぐんじりょく【軍事力】の意味 - 国語辞書 - goo辞書
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/242725/m0u/

というもの、戦争や戦闘のための力ということですね。この軍事力には3つの状態を作る力があります。それは…

1 現状の強制的な変更ができる。
2 既成事実を作ることができる。
3 主義主張を超えて決着をつける。


というものです。それぞれを具体的に見ていきましょう。

現状の強制変更


軍事力のひとつの力は現状を強制的に変更することです。お互いの国同士で何かの争いがある場合に、その国にとって好ましくない状況を軍事力によって強制的に変更して、自国にとって都合のよい状況を作ることです。

国際関係では古今東西、例がたくさんありますが、最近の例ではロシアによるクリミア半島併合です。ウクライナの欧州側への移動やNATOの動向を踏まえてロシア側が好ましくない状況(黒海封鎖など)をひっくり返すためにクリミア半島を手に入れました。(もちろんいろいろな要因はあります)

既成事実の作成


軍事力は既成事実を作ることができます。クリミア半島併合が例ですが「現実に支配しているんだから」という状態を作ることです。軍事力という力で現実を作りだしてしまえば、それを覆すことはとても難しいです。

日本も北方領土など軍事力によって支配が既成事実化されてしまって対応が難しくなっています。

決着をつける


軍事力はお互いの主義主張を超越してとりあえずの答えを出す力があります。お互いに主義主張や利害が違うのは当然のこと、それを主張し合っても合意できない問題も存在します。

そこで軍事力、強いか弱いかだけの世界でとりあえずは決着をつけることができます。

軍事力は使い方次第


軍事力は、はっきりいってしまえば強いか弱いかの力です。美しい言葉でも醜い言葉でも表現しにくく、実も蓋もないあからさまで生々しい力です。

人類が生まれてこのかた、ずっと恨んだり賞賛したりする力ですが、正解ではなくても、「根本的解決」ではなくても、とりあえずの答えを出す力として、人類社会で生み出されたものです。

道徳的な善悪ではとらえにくい力ですが、戦争を減らすことはできても無くすことが出来ない以上は上手に扱っていくしかありません。

争うことが増えていくであろう世界の中で、軍事力と向き合うことが求められると思います。

以上、うさぎの耳(@usaginomimi)でした!m(_ _)m

【うさぎの耳的な今日のポイント】

  • 軍事力には3つの力があります。

  • 軍事力は強いか弱いかの力です。

  • 上手に扱って、付き合っていくしかないと思います。


【関連リンク(註)】
軍事力が作るものの具体例です。

・ロシア、現状追認狙う ウクライナ軍が要衝から撤退  :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM18H42_Y5A210C1FF2000/

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