【陸海空自衛隊】自衛官=□ 自衛官は「違う」人たちなの!?


自衛官。

言葉としてはよく聞きますが、日常生活からは遠い人たち!と思われています。基地のある地域でも、自衛隊に関わることがない限りは遠い存在です。

「日本は狭い」とはいいますが、自衛官はその狭い中にはあまりいないような印象もあります。

そこで今回は自衛官について、どういう人? 実像、世間のイメージとの差などです。世間的な「自衛官」像とはだいぶ違う印象だと思います。

※以前にUPした記事を手直しして再度UPします。改題や文章の追加、誤字脱字の修正などを行ないました。再度あげる理由は、自衛隊・自衛官という存在が注目されていく流れがあると同時に、接したことがない故の「違う人たち」(異質感・観)も出てくると思うからです。(平成27年(2015年)4月21日)

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自衛官という人たち


 自衛隊というと日常生活から遠い組織と見られ、しかも接点もない。そんな自衛隊で仕事をしている人も遠い人たちのような感じです。基地のある地域でもその点は変わらず、基地のない地域では自衛官を見たこともないし、実際に動いているのも見たことがないのが実情です。

そんな「異星人」的な自衛官ですが、自衛官を形で表現してくださいと言われたら、□(四角)を思い浮かべるのではないでしょうか。□(四角)な自衛官というと何か…

・いかつい人
・筋肉万能、脳みそ筋肉な人
・融通の効かない人

というようなイメージで語られやすいです。でも、私の接している範囲ではどのイメージもあまり当てはまりません。ごく一般的な日本人という印象です。自衛官は特別に世間から浮いた存在でもなく、特別に没個性な存在でもありません。

世間的なイメージと個人的な印象


私の見た・感じた範囲で自衛官の印象を書いてみたいと思います。項目としてあげているのは世間的なイメージです。

1 いつも国防を語る!
 こういう人はあまり会ったことはありません。たしかに世間に比べれば防衛や国防について関心があるとは思いますが、四六時中、防衛について語っていることはありません。考えられているより、防衛のことは話しませんし、基本的に「仕事」のことなので話しません。昨日に見たテレビの話や読んだ本などごく一般的な話をされています。むしろ周りの人が「自衛官だから防衛の話をしたほうが…」と思っているのではないでしょうか。

2 融通が効かない!
 自衛官も仕事で規則を使っているわけですから、何でもかんでも規則という方は少ないと思います。多くの人を集めて集団で行動するためには規則は必要です。そうでないとそれぞれバラバラに動いてしまって、組織の目的は果たせませんから。人間はそのときの感情といまの生活状況に基いて、動いたり、しゃべったりする生き物、その点は自衛官も変わりません。

3 愛国心の塊!
 自衛官のイメージとしてついてまわるのが愛国心というものです。形としてみれば毎日、国旗掲揚と降下をして国旗に敬礼しているなど、たしかに国家との関係は深いです。ただそれが「愛」か?といわれれば「?」と思います。自衛官が自衛官になった理由はさまざま、生活のために、給料のために、世間が期待するような愛国のためになどいろいろとあります。

共通しているのは仕事、命令をするのも受けるのも仕事という点だと思います。愛国心に燃えて!という方が入隊された場合は拍子抜けというか、期待はずれだ…と思うのではないでしょうか。

※愛国心や武士道などいろいろな言葉について。
・【自衛隊】自衛隊入隊までにしておきたい4つのこと
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/348351096.html

・【自衛隊×入隊】約13,920名の自衛官になられる方々へ 入隊前に知っておきたい自衛隊のこと その5
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/392083450.html

4 没個性の命令絶対!ただ従っているだけ
 こういう人も見たことはありません。自衛隊の仕事は形では「命令」で出されますが、命令はあくまでもゴールを示しているだけです。世間的にいう計画に近いものです。命令に示されたゴールを達成するための手段はそれぞれの部隊や自衛官に任されています。目的達成のための手段が任されているのに没個性で思考停止では、想定外だらけの場所での作戦行動は無理だと思います。

指示や命令を理由に、自分で考えることを止めてしまう、無思考で思考停止な方は自衛隊に限らず、どんな組織でも一定数はいます。

5 ほふく前進が仕事
 これもよくあるものですが半分正解、半分不正解だと思います。航空自衛隊の場合、ほふく前進そのものをする仕事はありません。軍隊・自衛隊=ほふく前進というのは帝国陸軍時代の残影かと思いますが、現代の戦闘は兵士同士が直接面と向かって衝突するというのはあまりありません(少数の特殊部隊が先行して進入、戦闘を行うということはあります)。ほふく前進という言葉に軍隊を重ねて、なおかつ体力万能の象徴として使っているのかもしれませんね。

※勉強も体力も必要なのが自衛官です。
・【自衛隊×勉強】自衛隊はお勉強!-体力だけじゃないんです。
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/408798541.html

・【自衛隊×体力】自衛隊は体力も必要です。
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/410809469.html

普通の人たちです


自衛官はごく一般的な人たちです。喜怒哀楽もありますし、生活もしています。特別に世間から浮いているわけでもありませんし、没個性の埋没した存在でもありません。お金も欲しい、おいしい食べ物も食べたい、楽しく遊びたいのも同じです。

世間の方たちは自衛官を「異星人」のように特別視することはありませんし、自衛官の方たちも世間を特別視することもないと思います。

自衛官は、国家の命令によって自身の命と家族の人生を左右されますから、この点では配慮が必要ですが、それ以外は普通の人です。

気軽に気楽に自衛官と接していきましょう!

以上、うさぎの耳(@usaginomimi)でした!m(_ _)m

追伸
自衛官という存在をを日常化させる試みだ!ヾ(*`Д´*)ノ"と言われればそうです。そういう目的で書いています。左右の自衛隊熱視線な方々の描く自衛官像は、ご自身の理想を投影している面があると思っています。

【うさぎの耳的な今日のポイント】

  • 自衛官も日本社会の一員です。

  • 日本全国で生活しています。

  • 自衛官は普通に生きている人たちです。


【関連リンク(註)】
・【軍人×処遇】軍人に報いる3つの理由
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/194498947.html

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