【自衛隊×勉強】自衛隊はお勉強!-体力だけじゃないんです。


自衛隊入隊・入校を心待ちにされている皆さん、元気にお過ごしでしょうか?

合格発表から日にちも過ぎてワクワクとモヤモヤが混じってきた時期と思います。どういうことをするんだろう?などいろいろとありますね。

そこで今回は自衛隊入隊後のお勉強についてです。自衛隊は世間的には自衛隊=筋肉バンザイ!!という「体力最強伝説」のようなイメージがありますが、それは一面です。

もうひとつの学力重視の自衛隊、入隊・出世・退職と機会があるたびに行われる教育を見ていきましょう!

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自衛隊 = 筋肉!?


 自衛隊というと、どうしても体力・筋肉・精神力というイメージがついています。でもこれは自衛隊の一面を見ているだけです。自衛官という「軍人」にとっては体力は必要不可欠、ただそれだけでは軍隊としての仕事をこなすことはできません。やっぱり学力は必要です。

自衛隊は基本的にはデータや組織、仕組みを活用して戦う集団です。数字や組織、仕組みをうまく動かすためには学習する能力、学習したことを活用できる能力、基本から発展・改善できる能力等の「学力」は絶対に必要になります。

自衛隊 = 勉強と学習


 自衛隊に入ると勉強しなくてもイイ!とは昔の話(いつの話?でしょうか(^_^;))です。自衛隊に入隊した途端に勉強のオンパレードに突入します。教育隊での座学(自衛隊で必要な知識の勉強)、術科学校(海空自衛隊)での専門職としての勉強、部隊配属してからの実地での勉強など、ありとあらゆる機会をとらえて勉強が入ってきます。

勉強のオンパレードの目的は、自衛隊の仕事を学ぶため、時代とともに変化する技術・戦闘形態に合わせるため、就いた役職に求められる能力を作るためなどさまざまです。

とにかく自衛隊に入ると勉強しなくてもイイ!というのは昔の話です。次からは航空自衛隊でのお勉強を見てみましょう!

教育隊-自衛官・自衛隊の基礎講座


 自衛隊に入ってからの最初の勉強は教育隊で行われる座学です。教育隊では自衛隊で仕事をする上で最低限必要な知識(自衛隊に関係する法制度など)を勉強します。本当に最低限のことなのでそんなに気構えることはないです。

知識の内容よりも大敵は睡魔…座学は大抵の場合は午後に行われるので疲れがピーク、昼食の消化で脳への血流不足ということで眠くなります。もちろん授業中ですから寝るのはNGです。

・【自衛隊】教育隊に行こう! 自衛官への道 その1
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/391266963.html

術科学校-専門家になるため


 教育隊での3ヶ月間が修了した後にくるのが術科学校でのお勉強です。自衛官は戦闘員として訓練するのはもちろん、いろいろある仕事の専門家としても勉強し続ける運命にあります。

航空自衛隊にある第1から第5の術科学校は専門家としての自衛官の基礎教育をする学校です。いわば自衛隊の仕事の専門学校ですね。こちらの術科学校、朝から晩まで専門教育漬けとなります。例えば警備員の専門教育を受けるなら、自衛隊法や警察官職務執行法などの法制度の仕組みや解釈、実際に警備活動をするときの行動方法、教練や警備要領などさまざまなことを学ぶ必要があります。

学ぶ期間は職種によって違いますが、1ヶ月以上のものから半年以上のものまでさまざまです。限られた期間内で部隊にいって仕事ができる基礎をつくる必要があるため、テストもかなりの回数が行われます。

・【航空自衛隊×職種】40の65は戦うために! 航空自衛隊の職種大全 Episode0(ZERO)
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/393576433.html

部隊-実践と昇任


 教育隊・術科学校と勉強は進んできました。いよいよ実際に活動している部隊でのお勉強が始まります。部隊での勉強は教育隊と術科学校で蓄えた知識を実践の場所で活かすことがメインです。蓄えてきた知識を実際に使う時がきた!ということですね。

部隊での勉強は教科書とおりにいかないことが多いですが、かといって教科書の基本を無視しては仕事はできません。教科書と現場のバランス感覚を養うことも部隊での勉強の柱だと思います。

もうひとつ、部隊ではある勉強が始まります。それは昇任試験(昇進するための試験)の勉強です。自衛隊は一定の階級ごとに昇進するための試験を行っています。これは試験をすることで自衛官として活躍できそうな隊員を選抜していく仕組みです。

みなさんが自衛隊に入隊して最初にぶつかる関門は昇任試験だと思います。これは自衛官候補生、一般曹候補生どちらもぶつかる関門、希望した隊員全員を終身雇用の隊員にすることはできませんから、一定程度ふるいにかける必要があります。

特に自衛官候補生の方で自衛隊にずっと居たいと考えている場合、昇任試験の勉強には力を入れたほうがいいと思います。

自衛官候補生は基本的に定年までの雇用を考えられていません。契約期間終了後は退職の方向に進みます。そういう仕組みなので自衛隊での昇任枠は非常に少ないです。年に数人の昇任できるくらいですから高倍率の狭き門、こちらの試験は学力テストと体力測定があるので「文武両道、バランスよく」でクリアーしていきましょう!

・自衛隊への疑問!? その1 自衛官って公務員だからいいよね!?
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/154311006.html

退職のとき


 あらゆる機会をとらえて勉強する自衛隊ですが、自衛官を辞めるときにも勉強があります。それは再就職に備えての勉強です。契約社員(任期制隊員)として自衛隊に入った方や定年退職の方、それぞれに教育プログラムが用意されています。具体的に資格取得のための口座や業務管理講習などです。

・自衛隊への疑問!? その2 資格は取れる?
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/169601386.html

自衛隊は勉強尽くし!


 ごらんのとおり自衛隊は勉強尽くしです。上記以外にも階級が上がるごとに応じて行われる教育研修(指揮幕僚課程など)、臨時で他の部隊に派遣される研修もあります。

体育訓練もして学習もしてとカラダも頭も休まりそうにありませんね。

自衛隊での勉強は自衛隊の仕事をするためのもの、その内容は体系化され教科書化されているので、コツと形を覚えて他に応用できるようになれば、それほどキツイものではないと思います。ただ勉強量が格段に増えることは間違いありません。

自衛隊=体力だけと思って入隊するよりも、自衛隊=体力+学力と知って入隊したほうが楽チンです。自衛隊の試験に合格してこれから入隊される方が、よりよい自衛官ライフを過ごせれば嬉しいです!!

以上、うさぎの耳(@usaginomimi)でした!m(_ _)m

※追伸
 勉強だらけやで!と言っておいて対応策をご紹介するのが遅れました。増える勉強量への対応策!個人的には…

1 ノートは作らないこと(ノートを書くこと、きれいに書くことが目的になる可能性)
2 ノートを書く時間があったら内容を覚えたほうが早い。
3 何か書かないと覚えられない!なら教科書の余白に書く。
4 どうしてもノート!ならマインドマップ(みたいなものでも)で書いたほうが早い。
5 ポスト・イットを教科書に貼り付けて、それに書くのも早い。
6 筆記用具はいいモノを使ったほうがいい(満足しますし疲れません)

だと思います。みなさんそれぞれの勉強方法があると思います。ご参考までに(^_^)

【うさぎの耳的な今日のポイント】

  • 自衛隊 = 体力 + 学力

  • 自衛隊 = 学力 > 体力

  • 自衛隊は勉強尽くしです。

  • 入隊前から知っておけば楽です。



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