【陸海空自衛隊】今日のご飯は? おにぎり×カレー×ハンバーガー! けっこう違う陸海空3自衛隊の性格


「自衛隊」というと陸海空自衛隊。

実は、この3つの自衛隊は「自衛隊」という枠では同じですが、陸海空でそれぞれに性格・特徴があります。

今回は陸海空自衛隊のそれぞれの性格を表す言葉などをご紹介します。人も性格を知ることで理解できるように、自衛隊も性格を知ることでより見えるようになると思います(^^)

※以前にUPした記事ですが、字句の修正や項目分け、項目の追加などを行ないました。
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陸海空自衛隊?


自衛隊自体を知らないという方にカンタンな自衛隊の紹介です。

自衛隊は、日本の陸・海・空を外敵から守ることを仕事にしています。陸上自衛隊は陸地で、海上自衛隊は海で、航空自衛隊は空で、それぞれ守るために戦います。全体として約21万人前後の自衛官が日本や世界の各地で仕事をされています。

陸・海・空自衛隊の性格-四文字×2で表現してみよう!


「自衛隊」とひと言では言われる自衛隊ですが、それぞれに性格があります。その性格の違いを四文字の言葉でみてみましょう。

各自衛隊には…

陸上自衛隊 : 用意周到・一歩後退
海上自衛隊 : 伝統墨守・唯我独尊
航空自衛隊 : 勇猛果敢・支離滅裂


という言われ方があります。

まずは陸上自衛隊の「用意周到・一歩後退」。

これは、すべて事前の計画で物事を決めていって、その計画をを「ミリミリ」で作っていくという性格です。

「ミリミリ」というのは、事柄を細かくジリジリと詰めていくという感じの言葉のようで、この計画性が悪いほうにでると一歩後退になります。計画外のことには対応しづらく、なんとか計画内のことにおさめようと無理を重ねることになりがちです。

海上自衛隊は「伝統墨守・唯我独尊」。

伝統墨守というのは帝国海軍の伝統を引き継いだ組織である!という自負から言われるもので、従来の手法やしきたりについて強い思いを持っているということです。また、唯我独尊は「よそはよそ、うちはうち」というように他とは違うのだよ!という強烈な意識となって現れます。

航空自衛隊は「勇猛果敢・支離滅裂」です。

勇猛果敢は敵に向かって果敢に攻めていくというもの、戦闘機が飛び立っていくように一直線に敵に向かっていく姿勢を表していると思います。そして支離滅裂…それぞれの部隊、隊員の専門家としての意見や個性が強くバラバラになりやすいという欠点を指摘したものです。

まとめてみると…

陸上自衛隊 : 計画作りは得意 × 計画通りなら強い × 柔軟性を欠く
海上自衛隊 : 伝統守ります  × ひとりでも戦える × 独善的
航空自衛隊 : 攻めていく   × 一致すると強い  × 個性が強くバラバラ


という感じです。それぞれに長所と短所を併せ持つ陸海空自衛隊の性格です。

今日のご飯は何でしょう!?-陸海空自衛隊の性格の違いの具体例


四文字で表現される陸・海・空自衛隊の性格、それぞれの違いが見えてきました。その違いは具体的にどういう形で現れるのでしょうか。

【ご飯をたべましょう】

楽しいごはんです。各自衛隊は何を食べるのでしょうか?

陸上自衛隊 : おにぎり
海上自衛隊 : カレーライス
航空自衛隊 : ハンバーガー

それぞれの自衛隊の特徴をカンタンに捉えています。陸自は純日本風、基本的に地元密着型組織なので日本の食べ物を食べます。海自はカレーライス(カレーライスが生まれたわけですから)、航空自衛隊はアメリカナイズな組織なのでハンバーガーを食べるという感じです。

【障害物発見!どうする?】

各自衛隊が進んでいくと障害物がありました。その時はどうする?

陸上自衛隊 : 人を集める
海上自衛隊 : 去年はどうした?と聞く
航空自衛隊 : ブルドーザーを持ってくる

と各自衛隊で対応が分かれます。陸自は隊員が多いので人力で解決、海自は去年の方法を調べて先例にならう、空自は機械を持ってきてどかしてしまいます。

【上官とのカラオケ♪】

カラオケ♪楽しいものです。そこで上司が歌い始めました、どうします?

陸上自衛隊 : 姿勢を正して静聴し、歌い終えたら万雷の拍手
海上自衛隊 : 誰も聞いていないが、歌い終えたらとりあえずは拍手
空上自衛隊 : 上官であっても下手ならすぐに音楽を止める

というもの。純日本風な陸自では長幼の序?なのかもしれません。海自はとりあえず拍手しておいて早めにスルーするというスマートな方法(ほうっておけ!みたいな)です。

空自は大胆にも演奏中止ボタンをOnです。隊員の個性や自負が強いところなので聞くに堪えないものを聞かすな!みたいです。

違いがある理由


陸海空自衛隊それぞれに性格があり行動も違います。こういった性格の違いはどこからきたのでしょうか。それは組織としての出発点の違い、活動する場所の違いから生まれています。

【組織の出発点の違い】

自衛隊の出発点は「警察予備隊」と言われています。教科書にもそう書かれているのでよく知られていますね。でも実は陸海空自衛隊では組織の最初が違っています。たしかに陸上自衛隊は警察予備隊を母体にしていますが、海自と空自は入っていないのです。陸海空自衛隊の母体を詳しく見ると…

陸自 : 警察予備隊 → 保安庁保安隊 → 陸上自衛隊

海自 : 海上保安庁海上警備隊 → 保安庁警備隊 → 海上自衛隊

空自 : 陸海軍の航空部隊関係者 + アメリカ空軍  → 航空自衛隊

という形です。空自は予備隊も保安庁にも入っておらず昭和29年に作られました。

こういった組織としての出発点の違いが組織の性格に影響を与えているようです。航空自衛隊はアメリカ空軍の指導と帝国陸海軍の航空関係者の動きで作られているので、いわゆる「建軍以来の伝統」というものはないし、航空関係者のメンタリティーとしての自由さが相まって、勇猛果敢で支離滅裂、一方で自由・拘束されないという性格になっています。

【活動場所の違い】

陸自は陸地、海自は海、空自は空で仕事をしますが、それぞれの場所で戦い方が違います。

陸自 : 師団や連隊・中隊などの集団単位で戦闘
海自 : 軍艦ごとに戦闘
空自 : 戦闘機が飛び立っていって戦闘

という形になります。集団単位の戦闘となれば隊員を統制するために計画的に行動することになりますし、軍艦単位で戦えばそれぞれの独自性は高くなります。そして戦闘機やミサイルは遠い空で戦いますから、見えない敵には果敢になれます。

違っていても目的は同じ


「自衛隊」という枠組みで見れば同じ陸・海・空自衛隊ですが、具体的な性格をみると違う点が見えてきます。それぞれの違いを活かしたうえで、日本を軍事的に守るお仕事を一緒にしています。

テレビなどのメディアで自衛隊を見るときに、陸海空自衛隊の性格の違いで見てみると、けっこう面白いと思います。それぞれが「当たり前」と思っていることの違いが見て取れるからです。

自衛隊の活動や作戦が増えていくであろう今後、性格の違いから自衛隊の活動を見てみるのはいかがでしょうか(^_^)

以上、うさぎの耳(@usaginomimi)でした!m(_ _)m

※この動画は 陸上自衛隊 広報チャンネル さんの投稿です。


※この動画は  JMSDF海上自衛隊チャンネル さんの投稿です。


※この動画は kellypicturesjp さんの投稿です。


【うさぎの耳的な今日のポイント】

  • 陸海空自衛隊はそれぞれに性格があります。

  • 航空自衛隊はアメリカナイズな面を持っています。

  • 米国でも空軍はブルーカーテンと皮肉られる存在です。


【関連リンク(註)】
・陸上自衛隊 公式WEBサイト:JGSDF(Japan Ground Self-Defense Force)
http://www.mod.go.jp/gsdf/

・海上自衛隊:トップページ
http://www.mod.go.jp/msdf/

・防衛省 [JASDF] 航空自衛隊
http://www.mod.go.jp/asdf/

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