【航空自衛隊×世界の空軍】航空自衛隊 Redflagに参加する!


Redflag…赤旗!。

赤旗といってもあの新聞ではなく、米空軍と同盟国空軍の演習です。

航空自衛隊が米空軍など多国籍空軍演習に参加します。

redflagとはなにか?どういうことをしているのか?についてです。

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※ブログ記事の元になる記事とリンク先は【関連リンク】に記載しています。
※記事中にある動画を再生する場合,音量にはご注意ください。
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redflagとは?


 redflagとは、米国アラスカ州で行われる世界各国空軍の合同演習です。戦闘機などをより実戦的で現実的な環境で飛ばせて訓練するものでして、目的は…

パイロット(+部隊)の育成と技術向上

にあります。このredflagは世界各国の空軍と米軍の航空部隊(海軍、海兵隊や州空軍など)の参加によりいまのような大規模なものとなりました。訓練としては、参加空軍を青軍(連合国、味方)と赤軍(敵)に分けて、相互に攻撃と防御をするという仕組みで行われます。ちなみにredflagは敵役を意味する用語です。

redflagはアラスカ州のアイルソン空軍基地とエレメンドルフ-リチャードソン米軍統合基地、ネバダ州ネリス空軍基地のいずれかで行われますが、今回はアラスカの方です。

何をする?


 redflagの目的は、パイロットの育成と技術向上にあると書きました。これは米空軍のパイロットに限らず、米国と同盟関係にある国の空軍のパイロットも含まれます。

なぜかというと、米軍とその国の空軍が連携して戦闘をする必要があるからです。戦闘機などは単体で飛んで戦うわけではなく複数機で戦います。日頃から連携して訓練をしておかないと、それぞれが採用している戦術に慣れませんし、連携行動をすることもできません。

連携して行動することを重視した訓練がRedflagですが、具体的にはどういうことをしているのでしょうか?訓練としては、ドッグファイトや空中給油、防空戦闘に対地攻撃などの訓練をします。近年ではドッグファイトよりも中長距離の戦闘が重視されているそうです。

つまりredflagは パイロット・部隊の技術向上 + 連携能力の向上 を目的にしている演習です。

※この動画は  Jaglavak Military さんの投稿です。ありがとうございました!


赤軍(敵役)として飛んでくる人たちです。

参加している空軍


 このredflagにはどの国の空軍が参加しているのでしょうか?かなりの国の空軍が参加しています。米国・イギリス・フランス・カナダ・ドイツ、そして日本や韓国にイスラエルなども参加しています。まとめてみると…

アメリカ合衆国・アラブ首長国連邦・オーストラリア・ベルギー・ブラジル (2008年8月)
カナダ・コロンビア (2012年7月)・デンマーク・エジプト・スペイン・フランス・イギリス・ドイツ・ギリシャ・インド・イスラエル・イタリア・日本(1996年~)・韓国・オランダ・ノルウェー・ニュージーランド・パキスタン・ポーランド・ポルトガル・サウジアラビア・シンガポール・スウェーデン・タイ・トルコ・ベネズエラ (1992年と1996年)

という多くの国の空軍が参加しています。米軍の実戦経験を学ぶ機会として、また米軍との連携能力の向上の場として活用されているようです。

※この動画は Mariusz Adamski さんの投稿です。ありがとうございました!


ポーランド軍のF-16が飛びます。4分過ぎから空中給油が始まり、その後に編隊機が見えてきます。

航空自衛隊は


 redflagには航空自衛隊も参加していて、平成7年(1996年)から連続して参加しています。今回の航空自衛隊の参加機や人数は…

参加部隊 航空総隊と航空支援集団(飛行機と飛行機が飛ぶことを支援する部隊です)
参加人数 約310名
参加機  F-15×6機、E-767×1機、C-130H×3機、KC-767×2機
訓練期間 平成26年6月2日(月)~7月3日(木)(移動時間含む)
    (演習そのものの期間は6月17日(火)~6月28日(土))
訓練内容 防空戦闘訓練、空中給油訓練及び戦術空輸訓練

と発表されています。また、F-15戦闘機がアラスカ往復の際には米空軍の空中給油機から給油を受けることも発表されています。

ご覧のとおり、訓練内容は防空戦闘などです。どちらかといえば航空自衛隊単独での作戦をメインにした内容になっている気がします。せっかくですから対地攻撃とその際の地上誘導員との連携訓練もすればいいと思うのですが…陸上自衛隊も陸自隊員から誘導員の養成を始めるとしているのですから。

陸自が「爆撃誘導員」養成着手 空自と連携、離島奪還-MSN産経ニュース

※この動画は AFBlueTube さんの投稿です。


こちらは米空軍のCombat Controllerの方。軍用機のターゲットを特定するために潜入していく仕事を紹介しています。

※同上


Combat Controllerの養成学校です。一般的な空軍のイメージとは違いますね。

これから


 redflagという演習がこれからも続くかは分かりませんが、少なくとも有人の戦闘機があるうちは続きそうです。本来はパイロットの生存率を高める為に行われる訓練だからです。

ただ、これから無人戦闘機などが実戦投入されるとなると変わってくるのかと思います。無人機ならば人間の生存率を考慮する必要が低いでしょう。また、無人機となっても最終的には人間の判断が入るのですから、Redflagで訓練される対地攻撃や偵察などは役に立つと思います。

新しい演習として進化していくかもしれない?redflagでした。

今日はこの辺でm(_ _)m

【今日のポイント】
◎Redflagは各国の空軍などによる多国間演習です。
◎航空自衛隊も参加しています。
◎Redflagは敵役の意味です。

【関連リンク(註)】
・米空軍演習への参加について 報道発表 | [JASDF]航空自衛隊
http://www.mod.go.jp/asdf/news/houdou/H26/0528.html

・航空自衛隊、米空軍の演習「レッド・フラッグ・アラスカ」にF-15などが参加…空中給油訓練も | レスポンス
http://response.jp/article/2014/06/02/224530.html

・航空自衛隊、レッド・フラッグ・アラスカで千歳基地を土日、早朝に離着陸 | FlyTeam ニュース
http://flyteam.jp/news/article/36089

・米空軍実施の演習への参加について - 北海道千歳市
http://www.city.chitose.hokkaido.jp/index.cfm/84,70902,130,619,html

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