【航空自衛隊×職種#3】航空管制員-空の交通整理はお任せ


Air Traffic Controller。

空の交通整理、航空自衛隊で空の交通整理をしているのは航空管制員です。
---
※ブログ記事の元になる記事とリンク先は【関連リンク】に記載しています。
※記事中にある動画を再生する場合,音量にはご注意ください。
---


航空管制員とは?


 こうくうかんせいいん。自衛隊ではこう呼ばれますが、一般的には航空管制官と呼ばれる方々です。基本的なデータとしては…

特技名:航空管制員(こうくうかんせいいん)

職域名:管制警戒(かんせいけいかい)

学ぶ所:第5術科学校(小牧基地)

働く場所:飛行場など。

主な仕事:
1 飛行機の運航の安全を保つために、気象や空港状況などの情報を必要なタイミングで飛行機に知らせること。
2 飛行機の離発着を安全に行うため、飛行場の動きを管理すること。etc

取れる(かもしれない)資格:航空交通管制職員、航空無線通信士

というものです。

Air Traffic Controller


 航空管制員はひと言でいえば「空の交通整理」をする人です。世界の空は飛行機がたくさん飛び交っているので、飛行機が飛ぶ高さ、速度などを調整して混雑しないように、ぶつからないようにする必要があります。その調整のために必要な情報提供や調整そのものをするのが航空管制員のお仕事です。

飛行中の飛行機への調整に加えて、飛行機が飛び上がるまで、着陸するまでのさまざまなやりとり、行動も管制員が主に統制しています。

いわば空と空港の指揮者ですね。「Air Traffic Controller」英語で書くほうがしっくりとくるお仕事です。

共通の言葉は英語


 航空管制というと英語!英語で管制官と飛行機とのやりとりが行われます。自衛隊の航空祭などに行くと、無線機を持っている方を見かけると思います。あの無線機で管制官の行っている交信を聞いているそうです。

なぜ英語?(^_^;)

国際民間航空機関(ICAO)の取り決めでは英語もしくは母国語とされていますが、共通の言葉としては英語が大半です。やはり国際的に通用しやすい言葉ですし、現実に管制官教育を行うには大勢に従うほうが無難です。もっとも緊急時には母国語になってしまうことは多いと思います。

「英語できないな~(^^ゞ」

「英語」と聞いて身構えることはありません。航空管制で使用される英語は基本的には決まった英語、決まった形式があります。例えば…

All Nippon 232, this is Nagoya final controller. radio check. How do you read?

という英語。これは全日空232便に無線の感度を問い合わせているものです。このように定型の英語があるので、会話ペラペーラーのような英語は基本的には不要、覚えることができるかどうかの事柄です。

ただし、航空自衛隊の場合は軍事英語の単語・用法は基礎知識として必要になると思います。

どこで働く?-航空自衛隊の空港


 航空自衛隊の管制官、どこの空港で働いているのでしょうか?日本各地のいろいろな
空港で働いています。航空自衛隊が管制をしている空港を紹介します。日常生活で使用されている空港も含まれているかもしれませんね。(空港名の横の英字は空港の国際的略称です。荷物のタグにも書かれています。)

・新千歳空港:RJCJ|CTS/RJCC
・三沢空港:MSJ/RJSM
・松島飛行場:RJST、
・百里飛行場(茨城空港):RJAH
・入間飛行場:RJTJ
・浜松飛行場:RJNH
・静浜飛行場:RJNY
・小松空港:KMQ/RJNK
・岐阜飛行場:RJNG、
・名古屋飛行場:NKM/RJNA
・米子空港:YGJ/RJOH
・防府飛行場:RJOF
・築城飛行場:RJFZ
・芦屋飛行場:RJFA
・新田原飛行場:RJFN

以上の15の空港・飛行場を航空自衛隊が交通整理をしています。

航空管制 = or ≠ 警戒管制員


 航空管制と警戒管制。言葉が似ていますが、航空自衛隊ではこの2つを分けています。つまり航空自衛隊では別の仕事と認識しているわけです。

航空管制 → 飛行機の安全な運航を目的とする管制。
警戒管制 → 領空侵犯をさせない、侵犯した場合は撃墜も含む対応をする管制。

といった風にわけています。どちらも不可欠な管制です。平時では安全に飛んで飛行技術の向上と飛行機の確保を行い、スクランブルでは平時に積み重ねた技術で「危ない飛び方」をして不明機・敵を排除するわけです。

向いている人は?


 航空管制員に向いている人はどういう人なのでしょうか?注意力が高い人が向いていると思います。飛行機は24時間365日、空を飛び交っています。その飛行機を安全に飛ばせるには注意力が高いこと(変化に気がつく)は不可欠だと思います。

他には体力がある方(緊張が持続しますから)、英語のやりとりに興味がある方などがあると思います。

今もどこかの空で


 今日も今もどこかの空の交通整理をされている航空管制員の方々です。日常の空の安全を守る航空管制員の仕事は防衛はもちろんのこと、経済、政治にも大きな影響を与えています。

快適な空の旅、当たり前のようですが、当たり前を支えている航空管制員の方々に∠(^-^)敬礼!

今日はこの辺でm(_ _)m

※この動画は JGSDFchannel さんの投稿です。ありがとうございました!


【今日のポイント】
◎航空管制員 = 航空自衛隊の航空管制官
◎航空管制員は空の交通整理をしている。
◎英語が共通語

【関連リンク(註)】
・隊員の仕事|航空自衛隊について|[JASDF] 航空自衛隊
http://www.mod.go.jp/asdf/about/work/

・[∠(^-^)]【航空自衛隊】40の65は戦うために! 航空自衛隊の職種大全 Episode 0(ZERO):航空自衛官になりたい人
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/393576433.html

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック