【航空自衛隊×職種#0】40の68は戦うために! 航空自衛隊の職種大全

【航空自衛隊×職種#0】40の68は戦うために! 航空自衛隊の職種大全


航空自衛隊に入った! 入りたい! 知ってみたい!

どちらの方も気になるのは…やはり航空自衛隊の実際の仕事の内容です。航空自衛隊に入った人はどういう仕事をしているの?というギモンですね。

一般的には、航空自衛隊というと身近には感じられない未知!?の組織というイメージ、知られていたとしても「航空自衛官=全員パイロット」という感じです。

全員パイロット?で未知な組織!である航空自衛隊、その中ではパイロット以外にもいろいろな人が働いています。航空自衛隊で働く人たちの実際のお仕事を知るための「航空自衛隊の職種大全」…

はじめました!(冷やし中華はじめました。みたいですね(^o^))

※以前にUPした記事ですが、新しい文章の追加や誤字脱字の修正、段落分け、リンクの追加などをしました。(平成28年・2016年1月9日)

※ブログ記事の元になる記事とリンク先は【関連リンク】に記載しています。
※記事中にある動画を再生する場合,音量にはご注意ください。



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航空自衛隊 = 職種という専門家の集団


航空自衛隊は日本の空を守ることを仕事にしている組織です。

航空自衛隊は日本の空を軍事的に防衛するために24時間365日、空を監視したり、実際に飛行機を飛ばしたりしています。軍事防衛の仕事以外にも国内外への災害派遣(主に物資空輸)や海外派遣されている部隊への空輸などを実際に行っています。

そんな航空自衛隊の仕事を支えている「公式」は…

飛行機 × 仕組み × お金 × データー × 隊員

です。この「公式」は掛け算ですから、どれかがゼロなら結果はゼロ。どれが欠けても日本の空を守ることができません。

今回の記事で取り上げる職種は上記の公式の中の隊員に関わることです。では職種とは何でしょうか?

職種 = 隊員の得意技


航空自衛隊と職種は切っても切れない関係のものです。

航空自衛隊というとズバリこういうイメージです。

※この動画は RUNWAY FUN [Aviation & Military & plus] さんの投稿です。ありがとうございます!


戦闘機が飛んでいって戦う!ですね。ただ、このイメージは航空自衛隊のひとつの結果に過ぎません。

戦闘機が飛び立つまでにはいろいろな隊員が関わっています。戦闘機を整備する、ミサイルや弾薬を積む、飛行場を使えるようにする、食事をとる、給料を払うなど、多くの隊員がそれぞれの分野で関わっています。

航空自衛隊の仕事をするために、それぞれの隊員が得意技を発揮しているというわけです。

航空自衛隊の隊員がしている得意技を「職種」と言います。

職種という得意技が掛け算で集まって行って戦闘機が飛び立っていく、航空自衛隊の戦力は職種で作られていると言っても過言ではないと思います。

ということは、職種を知ることは航空自衛隊を知ることにつながります。「航空自衛隊の職種大全」は航空自衛隊を隊員の得意技という視点、「職種」という視点で書いていきます。

航空自衛隊の隊員ー2つの顔


では早速、職種の話をしましょう!と行きたいところですが、少しお付き合いください。航空自衛隊の職種をより深く知るために航空自衛隊の隊員の2つの顔を知っておくと便利です。

航空自衛隊に入隊された方々は2つの顔を持つ航空自衛官になります。それは戦闘員としての航空自衛官、専門家としての航空自衛官です。

まずは戦闘員としての航空自衛官、これは戦闘のための人という意味です。航空自衛隊は日本の空を守るために戦う組織ですから、航空自衛隊で自衛官として働くということは武器をとって戦うと人になることです。

※事務官として航空自衛隊に入られる方々は「文官(civilian)」となり、武器を扱うことはできません。

そして、もうひとつの専門家としての航空自衛官です。

これは航空自衛隊の戦力を組織的に作るための役割のこと。つまり航空自衛隊が集団としてまともに戦えるようになるためのことです。

航空自衛隊では、それぞれの得意技(職種)を使う専門家同士が共同作業をしていきます。具体的には、パイロットが上空で戦い、整備員が航空機を飛べるように整備し、燃料員が燃料を運ぶなどです。

カンタンにまとめると…

航空自衛官 = 戦闘員(基本) + ある仕事の専門家(職種)

という感じですね。

40の職域と「68」の特技


航空自衛隊では職種を40職域・67特技に分けています。これもすべては航空自衛隊の戦力を作るためのもの、本当にいろいろな職種があります。自衛隊にいないのは聖職者(従軍僧とか従軍牧師など)と言われるくらいですから。

「職域」というのは大まかな仕事という意味、「特技」というのは職域の中で細かく分けた具体的な仕事という意味です。

例えば、航空自衛隊の仕事と聞いてパイロットの次に思い浮かぶ航空機整備でみると

航空機整備は職域。

航空機整備の中に

・ヘリコプター整備員
・航空機整備員
・エンジン整備員

という3つの細かい仕事(特技)があります。

では、この専門家としての技術はどこで学ぶのでしょうか?

※職種の数については以前は65と書いていましたが、実際は67でした。術科学校や部隊で学習する職種は67個、航空自衛官も仕事をしている広報官を足して「68」にしています。(書く前に数えていましたが、職種をぜんぶ書いてみると間違えていました。すいませんm(_ _)m)

※広報官は航空自衛隊の職種という位置づけではありませんが、航空自衛隊を支えるという点を考慮して、このブログでは職種に入れています。

術科学校 − 航空自衛隊の専門家養成校


航空自衛隊では「術科学校」という学校で専門家を養成しています。いわば航空自衛隊の専門学校です。この術科学校には第1から第5まであり、術科学校ごとに職域・特技の学科があります。

第1術科学校(浜松基地)→ 航空機そのものに関わる職種(航空機整備など)
第2術科学校(浜松基地)→ ミサイルや無線に関わる職種(高射や無線整備など)
第3術科学校(芦屋基地)→ 基地をうまく機能させるための職種(消防や補給など)
第4術科学校(熊谷基地)→ 情報そのものに関わる職種(情報・語学や気象など)
第5術科学校(小牧基地)→ 航空機の運航に関する職種(管制や警戒管制など)

この術科学校には教育隊を卒業後に入学します。

専門家になるための学習は基本的に術科学校でしますが、一部の職種では術科学校以外で教育されます。教育訓練や総務などは、術科学校に入らずに現場で直接学ぶ形になります、これは直接配員職種といわれる職種です。

また、救難員や空中輸送員などは航空自衛隊に入ってから一定期間仕事をした人だけがなれる仕組みになっています。この仕組みは将来指定可能な職種です。

どうやって職種が決まる?


職種の決定は基本的には組織の目的が最優先です。人手が足りない職種には多くの隊員を入れるのは当然、その上で本人の適性や希望などが考慮されます。「航空自衛隊に入って○○○の仕事がしたい」という希望も、適性や組織の目的などから叶えられないことはあるので、その点はわかっておいたほうがいいと思います。

個人的には、どのような職域、特技であれ、航空自衛隊の戦力を支える大事な隊員だと思います。まずは慣れてみてはどうでしょう?やってみて「合わないな〜」と思っても諦めることはありません。昇任や組織改編、人手不足により職種を変更される可能性もありますので。

職種によって安全の差はあるの?ー前線と後方


職種による安全の差、これは「前線」「後方」という分類の仕方ででてくるものです。つまり後ろにいるから安全!、前方にいるから危険!という分け方ですが、これは気休め程度のものです。航空自衛隊は基地を基盤に行動しているので基地にいるほうがかえって危険かもしれません。

いろいろな職種が支える航空自衛隊


40の職域に「68」の特技が航空自衛隊の職種でした。

戦闘機などの兵器の働きが航空自衛隊の結果なら、職種ごとの隊員の皆さんの働きは大切なプロセスです。隊員のプロの仕事が航空自衛隊を支えています。

この連載は、入った方・入ろうと思っている方・知りたい方にとって楽しく為になる職種のことを!、もうすでにプロの仕事をされている隊員の皆様には敬意を!という記事にしていきます。よろしくお願い致します。

以上、うさぎの耳(@usaginomimi)でした!m(_ _)m

※この動画は scramble758 さんの投稿です。ありがとうございました!


【うさぎの耳的な今日のポイント】

  • 職種は航空自衛隊の隊員の得意技です。

  • 航空自衛官 = 戦闘員 + ある分野の専門家 です。

  • 得意技を駆使して専門的な仕事をするのが航空自衛隊の隊員です。

  • 専門家としての技術は術科学校で学びます。(一部の職種で例外あり)


【関連リンク(註)】
・隊員の仕事|航空自衛隊について|[JASDF] 航空自衛隊
http://www.mod.go.jp/asdf/about/work/

・【空自×術科学校】術科学校にいこう!
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/421588036.html

このブログの記事です。得意技を学習するところ、術科学校について書いています。

・【自衛隊×勉強】自衛隊はお勉強!−体力だけじゃないんです。
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/408798541.html

このブログの記事です。自衛隊=脳みそ筋肉というイメージとは違う自衛隊です。


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