お帰りなさい!明日、海上自衛隊練習艦隊が帰国



皆様の1クリックが自衛隊・安全保障に関する情報・知識の普及につながります。宜しくお願い申し上げます。
↓クリック↓
にほんブログ村 政治ブログ 軍事・防衛へ人気ブログランキングへ

約5ヶ月間の長期訓練が終わります。その訓練は「平成23年度遠洋練習航海」。

海上自衛隊の将校さんたちが日本に帰ってきます。

*******************************************************
※ブログ記事の元になる記事とリンク先は註欄に記載しています。
※記事中にある動画を再生する場合,音量にはご注意ください。
*******************************************************



1 平成23年度遠洋練習航海?

 この訓練は、海上自衛隊の将校(幹部)に任官したての若い将校さんたちを実地で鍛えるためのものです。幹部学校で学んだ知識を知恵や経験の段階まで昇華させる訓練、幹部学校での教育訓練という机上から、実戦の場である海上への橋渡し的役割を担う訓練ですね。

昭和32年以降、毎年行われている訓練で、平成23年度で55回目となります。


2 どれくらいの期間の訓練?

 正確には、平成23年5月24日(火)から同年10月27日(木)までの156日間に及ぶ訓練です。その間、洋上訓練や慰霊祭、各寄港地での友好親善などを行なっています。


3 どういった人たちがいったの?

遠洋航海部隊として派遣されたのは・・・

実習幹部:約180名(うちタイ王国海軍少尉1名)

練習艦隊司令部 練習艦隊司令官:大塚 海夫 海将補
練習艦「かしま」 :艦長 柏原 正俊 一等海佐
練習艦「あさぎり」:艦長 小牟田 秀覚 二等海佐
護衛艦「みねゆき」:艦長 三浦 則文 二等海佐
合計 約730名

とかなりの大所帯です。身ひとつで遠洋航海には行けませんので、実習幹部を教育する教官や日々の艦内生活を行うための要員らも同行します。


4 どこに行ったの?

練習艦隊は以下の各国に寄港しました。

・米国:アンカレッジ/シアトル/サンフランシスコ/サンディエゴ/タンパ/ノーフォーク/パールハーバー

・カナダ:バンクーバー/ハリファックス

・メキシコ:ベラクルス/マンサニーヨ

・パナマ:パナマシティ

・ペルー:カヤオ

・チリ:バルパライソ

総航程:約55,000km

と6カ国14都市に行きました。※海上自衛隊ホームページより。


5 具体的にはどういうことをしていた?

 目的が実地研修ですから、基本的に洋上訓練を行なっています。それに加えて、海上自衛隊幹部としての国際感覚の養成と寄港地での友好親善、過去の戦域での洋上慰霊祭などを行なっています。その一部を朝雲新聞より拾ってみると…

・晴海埠頭を出港(平成23年5月24日)

・米国アンカレッジを目指して航海。その間は洋上訓練(応急操舵や防火訓練など)

・アンカレッジ到着(6月6日)、米空軍基地で研修。

・バンクーバー到着

・バンクーバーからサンディエゴまでカナダ海軍若手士官が乗艦し研修を行う。その間も艦艇で必要な訓練を行う。

・サンディエゴ到着(6月15日)サンディエゴ出発(6月26日)。サンディエゴ出港後はパナマへ。

・パナマでは音楽隊による演奏を行った。

・パナマシティ出発(7月12日)し、パナマ運河を通過。

・タンパ到着。マクディル空軍基地、米海軍兵学校で研修。

・パルパライソ到着(9月6日)。チリ最大の軍港で、アルゼンチン海軍の練習帆船を見学する。

・カヤオ到着(9月14日)。ペルー海軍士官学校を見学、遺跡研修。

・マンサニーヨ出発(9月28日)

・パールハーバー到着(10月10日)出発(13日)

・晴海埠頭に到着予定(10月27日)

となっています。上記以外にも、寄港地での演奏会や顕彰碑への献花などを行なって、明日には日本に帰ってきます。(より詳しくは下記リンク内の写真記録をご覧ください。)

・平成23年度遠洋練習航海
http://www.mod.go.jp/msdf/formal/operation/enyo.html

※この動画は snagaokatodoroki さんの投稿です。ありがとうございます。


※同上


↑蛍の光が演奏されるのですね。


6 これから

 遠洋航海を終えた若い将校さんたちは、これから実戦部隊に配属されて、それぞれの専門分野で仕事をすることになります。日本の防衛、海外任務、災害派遣と活動の場が多い自衛隊の実戦行動での意思決定を担う人たちです。頑張られてください。

まったくの余談ですが、こういった練習航海は実地研修+友好親善で語られます。でも、もう一つの目的があるかと。それは相手国への力の誇示です。よく訓練された海軍部隊を相手方に見せつけることで、戦う意思を少しでも削ごうということです。武装艦船で堂々と外国に入られるのは海軍の特権です。

いろいろな役割を持った練習航海部隊は、明日帰国される予定です。無事のご帰還を心よりお祈りいたします。

実習幹部、支援隊員の皆様、派遣隊員のご家族の皆様に敬礼!!


【今日のポイント】

◎海上自衛隊の練習艦隊が明日に帰国予定。
◎練習艦隊は若手幹部の実地研修と友好親善(+力の誇示)を目的にしている。
◎今年で55回目。

【註】

・平成23年度遠洋練習航海
http://www.mod.go.jp/msdf/formal/operation/enyo.html

・海自遠航部隊 北・中・南米を歴訪 14都市に寄港、市民と交流も
http://www.asagumo-news.com/news/201110/111020/11102011.html

最後までお読み戴きありがとうございます。当ブログに興味・関心をもって戴ければうれしいです!!

またいらしてくださいねヽ(´ー`)ノ。o○(ア)(リ)(ガ)(ト)(ウ)

がんばれ日本!自衛隊!

にほんブログ村 政治ブログ 軍事・防衛へ人気ブログランキングへ

初めて訪れてくれた方、何度か来て戴いている方、もしブログの内容を気に入った!!となりましたらRSSリーダーの登録よろしくお願いします。m(__)m

当ブログの更新状況や最新ニュースなどは…

twitter:@usaginomimi
はてなブックマーク:航空自衛官になりたい人 by usaginomimi

にも流れます。こちらも宜しかったらお願いします。

 このエントリーをはてなブックマークに追加

☆おすすめキーワード★
航空自衛隊 航空自衛隊の組織 航空自衛隊の任務(お仕事) 軍隊と警察の違い 週刊軍事ニュース 自衛官の生活 防空作戦 自衛隊への疑問 予備自衛官 人事政策

この記事へのコメント

  • 章姫

    うさぎの耳さま

    こんばんは

    海上自衛隊の練習艦隊の皆さん、お疲れ様でした。
    遠洋航海演習ってどういうことをやるのか?初めてこの記事で知りました。
    かなり盛りだくさんなんですね。
    そして、700名以上の大航海だということも初めて知りました。
    思ったより長い期間にわたる航海なんですね。異国での生活や洋上生活はさぞ大変なことで、それを平然と頑張るのはすごいことと思います。お疲れ様でしたと申し上げたいです。
    2011年11月10日 22:59
  • うさぎの耳

    章姫さま こんばんは!!(^^)

    寄港地から見れば、日本国海軍の代表扱いでしょうから、尚更大変でしょう。

    今回の震災での災害派遣でも見られましたが、一見困難なことでも、日頃の戦闘訓練のお陰で平然とこなしてしまうのが自衛官ですね。

    だからといってスーパーマンではないので、しっかりとした休養など支援体制が必要ですね。

    2011年11月11日 19:45

この記事へのトラックバック