米国が安保戦略を策定 米韓連合軍が人質救出作戦を検討 F35代替エンジン開発で一悶着



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週刊軍事!?ニュースです。

今回は平成22年5月28日から5月30日までです。

軍事力も力の一つ。戦時には大きな力になります。ですが「どう使うか?」を考えておかないと役に立ちません。

日本の防衛大綱策定は来年度まで先送りですが大丈夫!?

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※記載された日付は報道された日付です。
※情報元・発言部分引用は共同通信、時事通信、産経新聞、毎日新聞、読売新聞、朝鮮日報、中央日報、47newsなどです。
※記事内に動画がある場合、動画再生の際には音量にご注意ください。
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《平成22年5月28日(金)》
【オバマ米政権が初の「国家安保戦略」、新興国や経済面重視の姿勢】(ロイター)

[ワシントン 27日 ロイター] オバマ米大統領は政権として初めてとなる「国家安全保障戦略」を発表、米国の国際的な立場を強化するため、軍事力と外交および経済力も組み合わせた安保政策を追求する姿勢を示した。
 
同盟国だけではなく、国際的な責務を分担するため中国やインドなど新興諸国とのパートナーシップ拡大を志向し、ブッシュ政権との違いを打ち出している。

 低迷する景気や記録的な財政赤字に直面するなか、経済成長の促進と財政建て直しが、国家安全保障にとっても優先課題であることを打ち出した。世界秩序の再編に向け、軍事力よりも多国間の外交に重点を置いている。

 「敵対国」とも対話を重視する姿勢を示す一方、イランや北朝鮮に対しては、国際規範を無視すれば孤立を深めさせる「多様な手段」を有すると警告した。
 国家安全保障戦略では「米国の強さの基盤を新たにする必要がある」とし、経済成長の持続は「財政的に持続的な道」をたどれるかにかかっていると指摘。また外国への石油依存を低減することも求めた。

 中国については、多大な米国債保有が安保政策に及ぼす影響には言及していないが、国際問題への関与を積極的に進めていることを賞賛、その上で責任ある行動を求めた。軍事力拡大にもあたらめて言及した。

 クリントン米国務長官は会見で、巨額の公的債務水準は米国の安全保障と世界への影響力に悪影響を及ぼすと指摘。「米国が国外でも強くなるためには、国内でも同様でなければならない。米国の影響力や難しい判断への制約を受けることなく、この水準の財政ファイナンスと債務は維持不可能だ」と述べた。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-15552620100528?

・ひと言
「国力」は軍事力に限られません。経済力に政治力などもあります。軍事力も「国力」の一つです。

 軍事力は、軍事攻撃に対応できる唯一の力ですし,一定の既成事実を作る力でもあります。(例えば島の占領など)我が国の「総合安保」という言葉は軍事力抜きの意味で語られることが多いですね。

国債水準など財政分野での言及があるのが特徴ですね。



《平成22年5月29日(土)》

【開城での救出作戦検討 米韓、北朝鮮の抑留を想定】(msn産経ニュース)

韓国の聯合ニュースは29日、北朝鮮の開城工業団地で韓国人職員が多数抑留された場合を想定し、米韓両軍が救出作戦を検討していると報じた。韓国軍当局者の話として伝えた。

 救出作戦では、在韓米軍の攻撃型ヘリコプター「アパッチ」やF16戦闘機などを北朝鮮上空に展開させ制空権を掌握、続いて米韓両軍の特殊部隊を投入するとしている。米韓両軍は8月に行う朝鮮半島有事を想定した合同指揮所演習「乙支フリーダムガーディアン」までに、作戦の内容をまとめる方針。

 また韓国軍合同参謀本部は29日、北朝鮮が軍事的な挑発行為を行った場合の対応を論議する「戦術討議」を実施。非武装地帯近くに設置した宣伝放送用の大型拡声器が銃撃された場合などに、どのような軍事的措置が可能かを論議したとみられる。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/100529/kor1005291303004-n1.htm

・ひと言
 当然の対応です。北朝鮮による人質作戦を考えておく必要があります。


【F35代替エンジンに拒否権警告=国防予算で議員と攻防-米大統領】(時事通信)

【ワシントン時事】オバマ米大統領は28日、下院が次期主力戦闘機F35の代替エンジン開発費を盛り込んだ2011会計年度(10年10月?11年9月)国防権限法案を可決したことを受け、このような法案には拒否権を行使すると警告した。

 エンジン開発は巨額の市場が見込まれており、中間選挙を前に、与党議員を含め地元に軍事企業を抱える議員の利益誘導活動も活発化。代替エンジン開発を無駄とする政権との間で激しい攻防が繰り広げられている。

 下院は法案に代替エンジン開発費4億8500万ドル(約441億円)を計上した。オバマ大統領は声明で「国防予算を効率化する上で、代替エンジンは不必要」と批判した。行政管理予算局(OMB)は、代替エンジン開発には今後24億ドル(約2186億円)の投資が必要になると指摘している。(2010/05/29-16:47)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201005/2010052900246

・ひと言
 航空自衛隊が導入するとされる戦闘機ですが、実戦配備は当分先と見られています。当初予定よりも開発費が増加したこともあり紆余曲折がありそうですね。最も気になるのは性能ですが,「どう戦うか?」が決まっていない以上は使いようがないかもしれません。

【この日の軍事関連ニュース】
・鳩山総理大臣が韓国海軍哨戒艦沈没事件での殉職者に献花(msn産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100529/plc1005291120018-n1.htm
・核不拡散条約再検討会議で一定の成果(msn産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100529/erp1005291457008-n1.htm
・米下院が米軍舞台のグアム移転費用を削減しなかった(msn産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100529/amr1005291114005-n1.htm
・アフガンでの米軍殉職者が1千人超(msn産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/100528/asi1005282055008-n1.htm
・ロシアが宇宙基地建設への投資を呼びかけ(msn産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100528/erp1005281502004-n1.htm
・小松基地で日米共同訓練(asahicom)
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001005290001
・与那国島上空の防空識別圏引き直しに台湾側が反発(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100529-OYT1T00684.htm
・在日米軍での勤務者の同窓会が発足(msn産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100529/amr1005290851002-n1.htm


《平成22年5月30日(日)》

【中国航空機の半数がボーイング製、米国に次いで2位―中国の航空機数は今後20年間で倍増へ】(recordchina)

2010年5月26日、米ボーイング社の取締役会長兼社長兼最高経営責任者のW・ジェームズ・マックナーニー・ジュニア氏は米シカゴでの講演で、中国は米国に次いでボーイング機の購入数が多く、中国が有する航空機1560機のうち、53%はボーイング機だと述べた。平均使用期間はわずか6年半だという。28日付で新華社通信(電子版)が伝えた。

1972年に当時のニクソン大統領が訪中した際の機材もボーイング707だったが、中国は同機を10機発注し、これを機に同社と中国の40年近くにわたる関係が始まった。同氏は、今後20年で中国の航空機数は現在の2倍になり、増加率は北米の6倍に達すると予測した。

また、中国は今後も米国の主要な市場・経営パートナーとなり、米国の雇用機会を創出すると同時に、米国の貿易バランスに貢献するとし、中国人の収入増加が世界経済にも大きな影響をもたらすだろうと述べた。(翻訳・編集/中原)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100530-00000003-rcdc-cn

・ひと言
 昔とは異なり,米国の対中投資は確実に存在するようです。政治的・軍事的には対立関係にありますが,経済的な結びつきは強まっているようです。

気になるのは機体寿命の短さです。整備補修ができないということですね。


【旧ソ連駐日7大使がゾルゲ墓参 露戦勝記念日に同調】(msn産経ニュース)

ロシアの対独戦勝記念日だった5月9日、旧ソ連諸国の駐日大使7人が、第二次大戦期の日本で暗躍したソ連の大物スパイ、リヒャルト・ゾルゲの都内にある墓にそろって参っていたことが分かった。関係国の外交筋が29日までに明らかにした。これだけ多数の駐日大使が戦勝記念日にゾルゲの墓前に集結したのは初めてとみられる。「戦勝国」の地位を内外で誇示するロシアに、旧ソ連諸国の在日大使館も同調した形だ。(モスクワ 遠藤良介)

 外交筋によると、ゾルゲの共同墓参に参加したのは、ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、カザフスタン、アゼルバイジャン、キルギス、タジキスタンの駐日大使や大使館幹部、駐在武官ら。東京・多磨霊園での共同献花の後、在日ロシア大使館で盛大な祝賀パーティーが行われたという。

 行事を主導したのはロシアのベールイ大使とウクライナのクリニチ大使。ウクライナで2月に親露派政権が発足し、両国の外交・武官団は各地で急速な再接近を見せている。モスクワでは9日、対独戦勝65周年を祝う大規模な軍事パレードが行われ、旧ソ連諸国で構成する独立国家共同体(CIS)諸国を中心に約20カ国の首脳が出席した。

 一連の動きは、北方領土問題をめぐるCIS諸国の歴史認識にも影響を与える可能性がある。

 ゾルゲはドイツ紙の日本特派員として1933年に来日し、朝日新聞記者だった尾崎秀実らと諜報(ちようほう)グループを結成。41年6月の独ソ開戦を予知したほか、9月の太平洋戦争開戦に関する御前会議決定など精度の高い情報をソ連本国に通報したことで知られる。ゾルゲ事件と呼ばれる摘発で同年10月に逮捕され、44年11月に処刑。ソ連では64年になって「ソ連邦英雄」の名誉称号が与えられた。
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100530/erp1005300121001-n1.htm

・ひと言
 ロシアによる「ソ連邦」復活はそう遠くはないのかもしれません。ウクライナ政府は北大西洋条約機構(NATO)への加入希望を放棄しましたし。

【この日の軍事関連ニュース】
・米軍、辺野古沖施設を自衛隊と共同利用なら施設拡大を要求(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010053002000076.html
・中国にもサイバー司令部を!ネット利用者の9割が賛成(yahooニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100530-00000015-rcdc-cn

最後までお読み戴きありがとうございます。またいらしてくださいね。
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