英国MI5公認の歴史書発刊 スパイの世界の一端明らかに

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イギリスの情報機関というと・・・ジェームス・ボンドの「007」のMI6。

そんなMI6と対になる情報機関MI5の公認歴史書が発売されました。

「情報」という世界の一端が・・・

←美男美女過ぎません?


MI5はイギリス国内の治安維持を行う為の情報機関で、正式にイギリス情報局保安部(SS)といいます。

そのMI5公認の歴史書が出されたのです。

著者はケンブリッジ大学のクリストファー・アンドルー歴史学教授。教授はMI5に保管されている約40万冊のファイルを閲覧することを認められ、後任の歴史書を書き上げたそうです。

題名は『The Defence Of The Realm(国土防衛)』。

本書では、MI5が収集してきた数々の情報、ソ連のエージェント、アイルランド共和軍の工作員、イスラム過激派工作員の未公開画像も掲載されていて、執筆を担当したアンドルー教授も

2日に1度は『本当か?まったく知らなかったことだ』と思うことに出会った

と思うほどだったそうです。


スパイの世界が見られるとは。すごいですね。

インテリジェンス武器なき戦争
日本のインテリジェンス機関
日本軍のインテリジェンス



ところで、情報機関といえば「秘密保護」が重要視されるはず。

なんで公認し、しかも公表するの?

と思います。

本書の執筆を委託したスティーブン・ランダーMI5長官(当時)は理由を

諜報活動において世論の支持を得る

ことを挙げています。世論の支持を得る必要性を痛感したのは2001年の米国同時多発テロと自爆攻撃の可能性だったそうです。

※イギリス情報局保安部 (-じょうほうきょくほあんぶ、英:Security Service、略号:SS)とはイギリスの国内治安維持に責任を有する情報機関である。職員は約2,400名。MI5(Military Intelligence
5、軍情報部第5課)として良く知られている。司法警察権は有さず、スパイやテロリストの逮捕は、ロンドン警視庁(スコットランドヤード)が担当する。所管官庁は内務省。

※イギリス情報局秘密情報部(イギリスじょうほうきょくひみつじょうほうぶ、英: Secret Intelligence Service、SIS)はイギリスの情報機関の1つである。外務大臣等の指揮下にあり、英国国外での人による諜報活動(ヒューミント)を主な任務としている[1]。旧称からMI6(エムアイシックス、Military Intelligence section 6 - 軍情報部第6課)としても知られている。

詳しくはこちら → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%B1%80%E7%A7%98%E5%AF%86%E6%83%85%E5%A0%B1%E9%83%A8






MI5の公認歴史本など、情報機関がある意味「柔軟な」対応をとっていますが、それは職員募集にも現れています。

一頃、話題になったイギリス情報機関の職員募集広告。「「スパイ」をおおっぴらに募集するなんて」と驚かれた方も多いはず。

MI5は職員の倍増計画を公表し、求人広告をバスや地下鉄に掲載しています。募集職種は言語学者や情報部員など。国外情報を担当するMI6は、事務要員や分析、語学専門家などを募集しています。

いづれにおいても応募条件があり

・英国国籍を持っていること(良心のいづれかが英国国民)
・21歳以上であること
・過去10年間に5年以上英国に在住していた

ことを求めています。(上記はMI6の条件です)

さらにMI5・MI6は女性職員の増員を図っています(MI5は半数近くが女性職員)。既婚者採用、一部の例外を除いて配偶者と子供の同伴は可能ということです。

質問も多く寄せられるそうで、多い質問の中に

「色仕掛けは必要なのですか」

があります。それに対しては

「絶対にありません」

という公式回答が寄せられています。

←戦はドンパチだけではない

昭和史を動かしたアメリカ情報機関



情報機関というと「秘密・暗躍・男の世界」というイメージで語られることが多いですが、意外と女性も多いのですね。

オープンにするということは、絶対に明かさないこともあるということです。その点の線引きができているからこその公認歴史本の刊行なのでしょう。

秘密には

・公然の秘密(みんな知っている)
・ここだけの秘密(内々の人だけ知っている)
・絶対の秘密(特定の少人数しか知らない)

があるそうです。

「スパイ天国」といわれる日本国。絶対の秘密の線引きができていないからこそ、何でも知らせてしまったり、逆に何でもかんでも隠すという姿勢になるのでしょう。

情報公開と秘密保護の両立を追求してもらいたいものです。また、情報を活用し判断できる人材(もちろん政治家も)が絶対に必要ですね。

相手は待ってくれませんから。





日本人は戦略・情報に疎いのか

 
がんばれ日本!自衛隊!

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最後までお読み戴きありがとうございます。またいらしてくださいね。ヽ(´ー`)ノ。o○(ア)(リ)(ガ)(ト)(ウ)



英MI5創設から100年、スパイ史明かす公認歴史書を出版
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2650896/4723447

女スパイ求む 既婚者歓迎 ― 英国秘密情報局(通称MI6)より求人
http://rate.livedoor.biz/archives/50380204.html

イギリスの諜報機関、MI6がスパイを募集
http://news.jobmark.jp/2006/05/mi6.html

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