防衛大臣が沖縄訪問中

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話題の北澤防衛大臣が沖縄を訪れているようです。

その日程から見ると・・・




まずはこちらを御覧ください
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北澤防衛大臣の沖縄訪問について

平成21年9月24日 防衛省
1 目 的
 普天間飛行場等の視察並びに沖縄県知事及び関係市町村長との意見交換

2 期 日
 平成21年9月25日(金)~27日(日)
3 主な行動予定
【第1日目】
 ○沖縄県知事表敬
 ○自衛隊・那覇基地視察       等
【第2日目】
 ○普天間飛行場代替施設建設予定地視察
 ○普天間飛行場視察
 ○関係市町村長面談
 ○戦没者墓苑献花
 ○記者会見             等
【第3日目】
 ○帰京

4 主な同行者
 防衛大臣政務官 長島 昭久
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※防衛省HPより転載いたしました。


主目的は沖縄駐留米軍の普天間基地の移設に関連する協議のようです。一応は陸空自衛隊が駐屯する那覇基地への訪問、戦没者墓苑への献花なども予定されています。

普天間基地移設問題は、普天間基地返還をうたう沖縄における施設及び区域に関する特別行動委員会(SACO)の最終報告書が出されてから13年経過しています。

米軍再編問題は日本一国だけの問題ではなく、世界規模での米軍の移動、部隊再編成を含む問題。日本政府も世界的視野からの検討が求められている時期です。そろそろ決着しないと・・・



在日米軍司令部
在日米軍最前線
米軍再編と在日米軍



閑話休題

北澤防衛大臣が興味深いことを記者会見で述べられています。

Q:昨日の会見でも、今日の訓示でも、専守防衛について強調しておられたと思うのですが、自衛隊の海外派遣、海外での活動についてどのようにお考えなのか、どのような条件の時に海外での活動が認められるとお考えでしょうか。

A:私は、終戦の時に小学校1年生でした。「戦争というものはするべきものではない」という基本的な考え方をもっておりますので、安全保障、それから国を守るということは、戦争をしないための軍備だと基本的に考えております。

それは憲法にもそう謳ってあります。ただ、国際貢献の中でどういった道を探るかというようなことは、現実問題として避けて通れないところです。

私が小学校の時、同級生の家が「お父さんが亡くなった」、中には「お兄さんが亡くなった」というような家が沢山ありました。その時にはあまり感じませんでしたが、学年が上がっていくうちに家庭が厳しい状況になって、「中学で学業をあきらめざるを得ない」といった現実を見てきていますので、国を守るということは極めて重要でありますけれども、戦争は絶対にしないということです。

我が国の現実は、憲法第9条はあるけれども、巨大な軍事組織をもった防衛省がある以上、これは戦争をしないための実力組織であるという認識をしっかり持たねばならないと思って着任しております。

というのが記者会見での一幕です。

結局は何を言いたいのかは分からない(たぶん不戦の誓い?)のですが、心情の吐露というべき箇所がありました。

国を守るということは極めて重要でありますけれども、戦争は絶対にしない

我が国の現実は、憲法第9条はあるけれども、巨大な軍事組織をもった防衛省がある以上、これは戦争をしないための実力組織である



政治家が「戦争は絶対にしない」と言い切ってしまうと、自衛隊の存在自体があやふやになってしまいます。

自衛隊は戦争を発生させないという抑止力、実際に戦争が起こった場合に自国にとって有利な平和を作り出すための攻撃力の2つの力を有する組織です。

自衛隊の持つ2つの力は「戦争は絶対にしない」宣言の下では機能しなくなってしまいます。なぜなら、いざという時の攻撃力が抑止力を生み出しているからです。

近代日本の軍事戦略概史


その一方でPKOは拡大方針のようです。

鳩山総理大臣は、「国際連合」(United Nation’s)の潘基文事務総長と会談した際、日本のPKO分野での活動について「日本の人的貢献は十分ではないが、今以上に努力しなければならない分野だ」としました。

PKOとはいいますが、昨日まで戦争していた集団の仲裁に入る活動ですから危険なことは変わりません。結局は自衛隊に「まる投げ」ということでしょうか。(功績は政治家、責任は自衛隊?)



防衛省や自衛隊を巡って今後もいろいろとありそうですね。

現状維持がもたらす弊害が大きくならない前に手を打ってもらいたいものです。



←世界各国軍のPKO

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PKO貢献「拡大」に積極姿勢 鳩山首相
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090923/plc0909231719004-n1.htm

北澤防衛大臣の沖縄訪問について
http://www.mod.go.jp/j/news/2009/09/24d.html

大臣臨時会見概要
http://www.mod.go.jp/j/kisha/2009/09/17.html

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