露と東欧が批判応酬 陸自幹部が情報売る 戦艦ミズーリ修復へ



週刊軍事ニュースです。

平成21年8月31日から9月4日までです。

アフガニスタンにソマリアなど、世界各地で争いは絶えないようです。

ロシアと東欧諸国の対立は解決できる問題とは思いません。考え方を一緒にするなんてできると思いますか?

----------------------------------------------------------------------
※記載された日付は報道された日付です。
※報道されたニュースを短く表現しているので、記事の本来の趣旨とは多少のズレがあるかもしれません。
※情報元・発言部分引用は共同通信、時事通信、産経新聞、毎日新聞、読売新聞、朝鮮日報、中央日報、47newsなどです。
----------------------------------------------------------------------

にほんブログ村 政治ブログ 国際政治・安全保障へ人気ブログランキングへ←皆様の1クリックが自衛隊・安全保障に関する情報・知識の普及につながります。宜しくお願い申し上げます。

rakuten軍事本ランキング←2位にあの戦闘機が来ました。自主開発の方向?



【行進曲全集⇒自衛隊演奏(楽天ICHIBA)

【平成21年8月31日(月)】

◇防衛省が平成22年度予算の概算要求を公表した
 防衛省が平成22年度予算の概算要求を公表。来年度予算には、北朝鮮の弾道ミサイルを迎撃するためのPAC3の追加配備費用として944億円、海上自衛隊が新型護衛艦建造費1166億円、陸上自衛隊が新型戦車取得経費を計上した。

問題となっている次期主力戦闘機選定に関連して、F15戦闘機の能力向上のための予算も計上される。



◇スペースシャトル「ディスカバリー号」の打ち上げ成功
 米国時間で28日23時59分に打ち上げ成功。今回の作戦は国際宇宙ステーションのアンモニア・タンクの交換にESAの船外実験棟の設置作業など


◇パキスタンでISAF補給車輌が爆発炎上
 パキスタン南西部バルチスタン州にあるアフガニスタンとの国境の町チャマンで、アフガニスタン駐留の国際治安支援部隊(ISAF)に補給するガソリンを積んだトラックなど15台が炎上した。地元警察からの情報によると、運転手1人が軽傷を負ったという。

爆発炎上の原因は不明だが、補給車輌のうち一台が爆発炎上し、周囲にいた他のトラックに延焼した。国境付近は貨物検査のため渋滞していたという。

←アフガンの歴史

 


【平成21年9月1日(火)】

◇陸上自衛隊幹部が陸自隊員約14万人分の個人情報を業者に提供
 鹿児島地方協力本部の徳永安成1等陸尉が、陸上自衛隊隊員約14万人分の個人情報を不動産業者に渡していたことが分かった。陸上自衛隊警務隊(自衛隊内部の警察)は徳永容疑者を行政機関個人情報保護法違反で逮捕した。徳永容疑者は自衛官募集業務を担当しているため、隊員の個人情報に接することが多かったという。

今回流出したのは隊員の氏名、家族構成、配属部隊など。なお機密情報は含まれていないという。

その後の捜査によると、徳永容疑者は不動産業者から100万円を受け取っていたことが分かった。徳永容疑者はその現金を住宅ローンの返済に使ったという。


◇イラクがセルビアに戦闘機返還を要求
 イラク国防省は、セルビアにあるイラク空軍のジェット戦闘機19機を返してもらえるよう交渉するという。この戦闘機は1980年代にイラクが当時のユーゴスラビア連邦に修理を委託していたもの。
セルビアで発見されたのはミグ21と23で、ジェット戦闘機を保有していないイラク空軍としては戦力強化につながると期待している。


◇ロシアが東欧諸国の歴史認識を非難
 ナチス・ドイツがポーランドに進攻した第二次世界大戦開戦から70周年記念式典が行われた。ロシアと東欧諸国の間ではスターリンの評価を巡って対立している。東欧諸国はスターリンをヒトラーと同様に国土を蹂躙し、自国民を大量虐殺した張本人と見做している。一方のロシアはスターリンは東欧解放の立役者であり、なおかつロシア国民も多大な犠牲を払っているとしている。

ポーランドのカチンスキ大統領は「われわれはナチスと戦っている最中に背中を刺された」とソ連のポーランド進攻を非難、同じくトゥスク首相も「先の大戦の正直な記憶なしに世界の安全は保障されない」と、スターリンの戦争責任に言及している。メドベージェフ大統領は「スターリンをヒトラーと同列に扱うのは、まったくのでたらめ」と反論している。

スターリン秘録←何をしたのか


◇アフガン駐留軍司令官が戦略の見直しを求める
 アフガニスタンに駐留する国際治安支援部隊の司令官であるマクリスタル米陸軍大将が、アフガニスタンの状況評価報告書を北大西洋条約機構と米軍に提出した。

報告書は、「状況は深刻だが成功は可能」として、戦略の主軸を地元の部隊による治安維持に移すことを提言した。また、「戦略の見直し」「結束の強化」などを提言している。

報告書の詳しい内容は公表されていないが、米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、米軍などによる戦闘任務よりも、アフガンの地元部隊と警察による治安維持能力を引き上げるよう提言。増派兵力や資金などの「資源」を地元部隊の訓練、装備に当てる必要を訴えているという。

アフガニスタンでは現在、月毎の米軍殉職者が過去最多となるなど厳しい状況が続いている。
←なぜ乱れる


◇P3C部隊の活動実績
1.任務実績(8月1日~8月31日)

* 飛行回数 22回 (累計 51回)
* 飛行時間 約170時間 (累計 約390時間)
* 確認した商船数 約1500隻 (累計 約3500隻)
* 護衛艦、諸外国の艦艇等及び民間商船への情報提供 約120回
(累計 約250回)

2.情報提供等を行った事例

(1)8月19日、警戒監視中のP-3Cが、はしごを積んだ不審な船舶が漂泊しているのを確認。その後、同船は近傍のタンカーに向けて航行を開始【写真1】。周囲を航行中の民間船舶及び他国艦艇に情報の提供を行い、この情報を受けたEU海賊対処水上部隊のドイツ艦艇が現場に向かい、立入検査を実施【写真2】。AK-47等の武器を没収し、本船を解放した。なお、EU海賊対処水上部隊より、"Thank you for excellent teamwork"(素晴らしいチームワークに感謝します)とのメッセージが、また、当該不審船舶の進路に位置していたタンカーより、"Now, suspicious boat is clear. So thank you very much. We appreciate all of your advice"(今や、不審な船舶はいなくなりました。ありがとうございました。我々はあなた方の通報に感謝します)とのメッセージが寄せられている。


(2)8月22日、警戒監視中のP-3Cが、はしごを積んだ不審な船舶が航行しているのを確認【写真3】。周囲を航行中の民間船舶及び外国艦艇に情報の提供を行い、この情報を受けたEU海賊対処水上部隊のオランダ艦艇が艦載ヘリコプターを発艦させ、警告射撃を行うことにより不審な船舶の逃走を阻止した。また、EU海賊対処水上部隊のノルウェー艦艇が現場に向かい、小型機動船を発進させ、立入検査を実施した。はしごやロケットランチャー等の武器を没収し、本船を解放した。なお、EU海賊対処水上部隊より、"Thank you once again for excellent cooperation"(素晴らしいチームワークに、再度感謝します)とのメッセージが寄せられている。


(3)上記のほか、以下の事例があった。
■8月14日、他国艦艇より、同日発生した海賊事案に関与した海賊母船が存在する可能性があるエリアについての情報を入手した。P-3Cが当該エリアの捜索を行ったところ、特異な船舶は発見されなかったことから、その旨を、付近を航行中の民間船舶や各国艦艇に通報し、通常の警戒監視業務に復帰した。

■8月16日、関係国・関係機関より、海賊事案が発生しているとの情報を入手し、P-3Cが現場に進出した。その結果、現場で確認された3隻の商船に特段疑わしい点が見られなかったことから、その旨を、付近を航行中の民間船舶や各国艦艇に通報し、通常の警戒監視業務に復帰した。
←ソマリアでの作戦




【平成21年9月2日(水)】

◇57%がアフガン戦に反対
 米CNNテレビの世論調査によると、57%がアフガン戦継続に反対している。アフガンでの戦闘に「勝利できるか」との質問に「勝利できる」との回答は59%、現状が勝利に向かっているかとの質問に「向かっている」との回答は39%。今回の調査は8月28~31日に有権者1010人を対象に行われた。



◇米海兵隊のグアム移転は進められる
 ルース駐日米大使は、民主党が米軍再編計画の見直しを求めていることについて、「明白なことは、日米の政府間で(在沖縄海兵隊のグアム移転に関する)協定は署名されたということだ。(移転計画は)進められることになる」と述べた。これは現在の協定に沿って移転を進める米政府の立場に変更のないことを強調したもの。

 沖縄に駐留する海兵隊8000人のグアムへの移転に関する協定は、今年2月にクリントン国務長官と中曽根弘文外相との間で署名された。

米軍再編新版←目的や対応
米軍再編と在日米軍←日本との関連では



◇米中軍事交流が再開
 昨年秋以来中断していた米中軍事交流が再開した。

 会合で中国側は、米国製武器の台湾供与や米軍の偵察活動について「国益の核心に対する挑戦と破壊行為だ」(陳炳徳総参謀長)と米国を非難した。さらに米側はテロ、海賊対策で中国の協力を必要とする場合だけ友好的だとした。これに対して米国側は、「問題の責任はすべて相手側にあるという構えで始められたのでは、永続的な関係構築は難しい」と反論した。

会合では、人道支援活動を行う舞台の合同訓練を行うことで合意した。洋上安全協議は中国側が米軍による偵察活動の停止を要求、米国側は中国と安全確保策について協議するとした。




【平成21年9月3日(木)】

◇米国が戦艦ミズーリを修復する
 ミズーリは米国と日本との休戦協定調印の舞台となった戦艦。



◇ジョージ・ワシントンが横須賀に帰港した
 米原子力空母ジョージ・ワシントンが母港である横須賀に帰港した。同空母は豪州近海で演習に参加していた。


 

◇豪米中で軍事演習を行う?
 ヒューストン豪国防軍司令官とキーティング米太平洋軍司令官が中国軍を交えた3カ国合同の軍事演習を求めていくことで合意した。中国軍増強の意図を探る目的。


◇インド洋の海上自衛隊部隊が来年1月に撤収へ
 民主党の山口壮「次の内閣」防衛副大臣は、インド洋での海上自衛隊部隊の撤収時期について「現実的な対応をするなら来年1月になる」とした。1月には特措法の期限が切れる。また、在日米軍の移転などについて「米国にもいろいろな意見がある。再交渉(の可能性)がゼロであっては困る」とした。「防衛計画の大綱」の取りまとめは来年以降に持ち越しになるとの見通しを示した
←日本の軍事戦略の変遷


◇米露の核軍縮条約交渉が進展
 ロシアのラブロフ外相は3日、第1次戦略兵器削減条約(START1)に代わる米ロ間の核軍縮条約の交渉が進んでいるとした。ただ、「問題はかなり多い」としている。東欧諸国へのミサイル防衛システム配備問題を指していると見られる。





【平成21年9月4日(金)】

◇北朝鮮のウラン濃縮試験が「最終段階」へ
 北朝鮮の国連代表部が安保理議長に書簡を送付、そして北朝鮮のウラン濃縮試験が「順調に進み最終段階に達した」と発表した。また、アラブ首長国連邦で拿捕された北朝鮮船(イラン向けの武器を積載していた)についての釈明も拒否した。

さらに抽出されたプルトニウムの「武器化」について、「武器化されている」と主張した。


◇シンガポール国軍司令官の当省訪問について
標記について、下記のとおり予定されているのでお知らせします。

1 訪問者
シンガポール国軍司令官
陸軍中将 デズモンド・クェック・パク・チェイ
(Lieutenant General Desmond KUEK Bak Chye)

2 訪問日程
平成21年9月7日(月)1320~1340 大 臣

3 訪問目的
表敬(統幕長公式招待により来日するもの)



◇松山市で「てんりゅう」が一般公開へ
 海上自衛隊が保有する訓練支援艦「てんりゅう」が平成21年9月6日に松山市三津埠頭で一般公開される。

てんりゅうは海上自衛隊戦闘部隊の訓練を手助けするための軍艦。一般公開は午前10時~11時半と午後1時~4時の2回行われる。事前予約や整理券は不要。
←海自艦船


◇日本との平和条約締結の必要性は低下
 ロシアで行われた世論調査によると、ロシアにとって日本との平和条約締結は重要かとの質問に、重要だと考えるロシア国民は55%だったという。4年前の調査では重要との回答は73%だった。

「あまり重要ではない」「特別意味は無い」との回答は4年間で19%から30%に増加、北方領土の日本への返還は82%が反対。

にほんブログ村 政治ブログ 国際政治・安全保障へ人気ブログランキングへ



この記事へのコメント

  • 章姫

    >メドベージェフ大統領は「スターリンをヒトラーと同列に扱うのは、まったくのでたらめ」と反論している。

    私自身はスターリンもヒトラーも、自分たちの考えに合わない多数の人々を大量虐殺したという点において同じだと思いますが、国際関係上、ロシアはポーランドに対してはそのように言い返すのが当然かと思います。

    私はいつかポーランドに行ってみたいと思っています。なぜって?コルベ神父さまのご出身だからです。コルベ神父さまは、実は軍人になったら参謀総長ぐらいにはなれた方だと思います。それぐらい戦略家でもありました。そして、日本にも1930年ぐらいから滞在し布教していたのです。日本を愛していた神父さまの祖国を見てみたいなと。彼は第一次世界大戦の時に、神父になるのをやめて国のために戦う!と思ったらしいです。でも神父になったという人です。
    彼はポーランドの中で情報戦の重要性にいち早く気づいた方でもあります。修道院に飛行場や放送局を設けて布教活動をした結果ナチスに逮捕されたという方です。
    ポーランドはドイツとソ連に挟まれながらも、うまく生き抜いた強さがありますね。そんなところも感じてみたいと思いました。
    2009年09月06日 21:54
  • うさぎの耳

    章姫様

    ポーランドにそのような「国士」がいらしたのですね。

    日本以外では愛国心は賞賛されるそうですから、大きく顕彰される方だと思います。

    勉強になりました。
    2009年09月10日 11:14
  • 章姫

    ポーランドは親日国なんだということも、あとで知りました。他に、日露戦争の際に捕虜として松山にやってきた方々の半数以上がポーランド人だったということです。私は見てませんが、ヒトラーを演じられた「ブルーノ・ガンツ氏」も出演された映画と関係があるのでは?
    何故、日本では「愛国心」というと、「右翼」となるのか?こういうものは教えられるものではなく、その人なりに身についていくもののはずですが・・・。私自身はあまりスポーツを見ないので
    「日本!」と騒ぐことがない(その場にでもいれば声を出すでしょうが)けれど。

    コルベ神父様は、アウシュビッツ収容所にて、重労働中に、政治犯でとらえられていた妻子ある軍人の身代わりを申し出て亡くなった方なのです。
    この方は、いつも体調がすぐれない方だったのに、アウシュビッツのあの環境の中でもっとも「きれいな」死に方だったらしいです。
    2009年09月10日 22:09
  • うさぎの耳

    >何故、日本では「愛国心」というと、「右翼」となるのか?

    逆に言えば世界は「右翼」だらけになりますね。日本人は「怖くて」海外旅行にいけなくなるかも。

    愛国者でもあり、宗教家としても立派であられた神父様に敬礼(●・´Å・)ゞ 敬礼♪です。
    2009年09月13日 10:01
  • search engine optimization

    私はあなたについてのこの記事を書くに入れてすべての努力に感謝 航空自衛官になりたい人 . 私は私のクライアントのいくつかはそれは面白いかもしれないと思うように私は私のウェブサイトにあなたのブログにバックリンクバックを投稿します。
    2012年02月23日 10:33

この記事へのトラックバック