【陸海空自衛隊】6つ-自衛官の義務


ひふみよいつ。

数字の数え方ですね。1,2,3,4,5の次は「6」、今回は自衛官になったら関わってくる「6」です。

この「6」のことは6つの義務、あなたの自衛官生活に重大な影響を与えることになります。

※以前に書いた記事ですが、文章や段落の追加、誤字脱字の訂正、リンク先の付加などをしました。(平成28年(2016)9月16日)

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6つの義務-自衛官の宿命


陸海空自衛隊で働く自衛官にとって必ずやってくること、それは義務を課せられることです。それを「自衛官の6大義務」と言います。

その義務は自衛官になってから、在職中から退職後まで、自衛官になったらずっと課せられる義務です。

決まった場所に住む、命令に従うこと、などさまざまな義務(制限)が法律や政令によって自衛官となったあなたに課せられます。

6つの義務の内容-自衛官の仕事から生活まで


そんな自衛官の義務ですが、どういう義務を課せられるのでしょうか?

1 指定場所に居住する義務
自衛官は決められた・決まった場所に住んでいないとダメ!という義務です。駐屯地や基地の中なら内務班に住み、基地の外なら官舎か賃貸住宅に住むことになります。

2 職務遂行の義務
自衛官の仕事を行う義務です。戦時の際の防衛出動や日常的な業務を行わなければいけません。責任逃れなどを禁止する義務ですね。

3 上官の職務上の命令に服従する義務
上官が出す命令に服従する義務です。あくまでも仕事上の命令に従う義務です。2番目の職務遂行の義務と一対の義務かと思います。

4 品位を保つ義務
自衛官として制服を着用して、身なりをきちんとする義務です。ヨレヨレの制服とかはダメということです。自衛隊の信用に関わる義務です。

5 秘密を守る義務
自衛官としての仕事の上で知りえた秘密を漏らしてはいけないという義務です。この義務は自衛官退職後、本人が亡くなるまで負うことになります

※裁判員制度でも課せられている義務で、公務に関わる仕事には一般的な義務です。

6 職務に専念する義務
 自衛官の仕事に専念する義務です。他の仕事を兼職したり(アルバイトなど)、自衛隊以外の組織から給料を受け取ってはいけないということです。

というような6つの義務が法律によって決まっています。この6つの義務に加えて4つの制限というものもあって、自衛官は全部で10個の義務と制限があります。

また、それにプラスで、いつでも、どこでも出動できるように準備しておくことも要求されています。

6つの義務を具体的にみてみよう!ーこち亀の両さんで


自衛官の6大義務。法律で決められているもので自衛隊に在職中も退職後もそこから離れることはできません。「キビシー」感じですが、法律の言葉ではよくわからない感じです。そこでこち亀の両さん(警察官ですが)で6大義務をみてみましょう。

・両さんが商売で破産して橋の下で寝る。×指定場所に居住する義務
・両さんが仕事中に商店街のプラモ屋さんでプラモを買っている。×職務遂行の義務
・両さんが大原部長の仕事上の命令に違反して、仕事中にゲームで遊んでいる。
×上官の職務上の命令に服従する義務

・両さんが腕まくりにサンダルで仕事をしている。×品位を保つ義務
・両さんが頓田署長のプライベートを署内放送で流した。×秘密を守る義務
・両さんが中川グループの子会社の社長になる。×職務に専念する義務

両さんの普段の生活で6大義務をみるとこういう感じです。

安心してください、慣れますよ!


法律などによって自衛官に課せられる6大義務でした。自衛官はこの6つの義務に4つの制限、さらにいつでも出動できるような準備と合計で11個の「義務・制限・準備」が課せられています。

これらの義務などは、自衛官が「特別職国家公務員」という名前の公務員、実質的には軍人としての仕事を求められるからこその義務、それは在職中(契約期間中)も退職後も課せられる義務です。

大変なことは事実です。それは否定しません。だって、好きな場所には住めない(一般の方はどこに住んでも自由です)し、ダボダボの仕事着(制服)もダメで、それ以外の時もいつもきちんとしてろ、これは法律の義務だ!と指導されたりする訳です。

※身なりを整えることは会社でもありますが、それは基本的には「常識」と「お客様への配慮」です。法律の義務ということではありません。(会社によっては就業規則であるかもしれません)

また給料も自衛隊一本だけ、自衛隊の予算に完全依存です。(個人では、どうもこうもできないということです。自衛官の賃上げ行動は法律で禁止されています)

こうみると「厳しい!私に自衛官はできないかも…」となりそうですが、大丈夫です。自衛隊の教育隊で行われている訓練、部隊に行ってからの仕事や生活の中に、義務は組み込まれています。

なので、訓練や仕事に慣れていけば自然に義務はこなすことができるようになっていると思います。

入隊される方は、安心して入隊されてください(^o^)

以上、うさぎの耳(@usaginomimi)でした!m(_ _)m

※この動画は 陸上自衛隊 広報チャンネル さんの投稿です。ありがとうございます。


普段の生活についてお話をされています。

※この動画は 陸上自衛隊 広報チャンネル さんの投稿です。ありがとうございます。


義務と制限と準備を受け入れたことのセットとしての待遇です。片方だけではありません。

【うさぎの耳的な今日のポイント】

  • 自衛官には6つの義務があります。

  • その義務は入隊してから始まり、退職後もずっとあります。

  • 自衛官の生活 = 6つの義務 + 4つの制限 + 1つの準備


【関連リンク(註)】
・自衛隊法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S29/S29HO165.html#1000000000005000000004000000000000000000000000000000000000000000000000000000000

この法律の54条(〜65条)から義務が課せられます。

・【陸海空自衛隊】自衛官の生活=制限 - 自衛官の生活は大変です。
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/125633995.html

自衛官の「4つの制限」、生活上の制限について書いています。

・【陸海空自衛隊】自衛官になる日-苦難の始まりかもしれません。
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/438937114.html

自衛官になった日から始まることです。

・【陸海空自衛隊】こんなはずじゃなかった … 自衛隊を辞めたいと思ったときのサプリ
http://koukuujieikan.seesaa.net/article/419389649.html

「もうダメだ、自衛隊でやっていけない_| ̄|○…」と思った時に読んでみてください。

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