日本の海上輸送 その3

海の日記念も今日で最終回・・・

今日も日本の海上輸送です。

日本国民が生活するために必要な入港隻数と海上自衛隊の通商保護能力です。




【日本への船舶の入港状況】
私たちが現在の生活水準を維持していくには、一体どれくらいの船舶の入港が必要なのでしょうか。

・商船(外洋と内洋の合計)は2005年度には年間3313隻入港。
 ということは、一日単位にすると毎日9隻の商船が入港しないといけません。

・商船にその他の船を含めた場合、2005年度で年間5191隻入港。
 つまり、一日単位にすると毎日14隻の船の入港が無いと日本国民の現在の生活水準は維持できないということです。



 1日で14隻の船の入港がないと好きなテレビ番組の予約も出来なくなりますが、そうなると気になるのが・・・

海上自衛隊がどれくらいの商船隊を守ることができるのか!?ということですね。

【海上自衛隊の通商保護能力】
実際のところは分かりませんが、哨戒機や潜水艦などによる日夜を問わない哨戒任務が続けられていることから低くは無いのだと思います。

ある方のお話ですと「日本からマラッカ海峡までの護衛を2週間に渡って続けられるが、護衛できるの船は50隻が限界」とのこと。

太平洋に日本向け船舶が14隻しか居ないわけではなく、毎日出港し入港するわけですから、50隻の保護能力では足りませんね。

【地中海での商船隊護衛作戦の裏側⇒日本海軍地中海遠征記←主計中尉は見た】
【太平洋ではどうだった!?⇒海軍護衛艦物語
【戦時商船隊かく戦えり→緊急打電!戦時商船隊の奮闘


 なぜ、ここまで海運にこだわるかというと、海運によって運ばれる食料や資源、物資が自衛隊の原動力になるからです。

大きな軍艦も最新鋭の戦闘機も燃料がないとただの機械の塊、軍港と飛行場に留めてあるだけの存在になってしまいます。

おそらく、海上自衛隊による海上護衛作戦が行われると「海上自衛隊に使われるガソリンが勿体無い。国内ではガソリンが高いのに・・・」(どこかで聞いたような・・・海上自衛隊を他国軍に変えると)と言われるのでしょう。

護衛せずに「油断」となるのを待つか、護衛しつつ国際情勢を変える外交を行うかの選択になるのかと思います。

石油の国家備蓄も約3ヶ月程度ですから、この3ヶ月が勝負です。

こう考えると「エコ」というのも別の視点で見られるかも・・・
←海上自衛隊ルポ

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