日本の海上輸送 その2

海の日記念!!ということで・・・・

今日も日本の海上輸送。

今日は商船隊の輸送量などについてです。

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 先日は、日本がいかに海上交通網から恩恵を受けているかを書きました。

今日は、その海上交通網を行き交う商船の輸送量と日本商船隊の内実についてです。

いずれの数字も日本船主協会様のデーターに拠っています。


【世界の海上輸送量】
2006年では69億8200万トン、そのうち23億3100万トンが石油となっています。

世界中の船の約33%は石油を運んでいるということになります。


【日本商船隊の輸送量】
2006年時点では7.9億トンを輸送しています。
全世界の海上輸送量の約11%が日本向けとなっているのです。


【「日本商船隊」の船籍】
・日本商船隊2318隻(2006年)中、日本の船籍があるものが95隻、残りはすべて外国船籍となっています。

・船腹量で見ると日本船籍は885トン、外国船籍は11932トン。
 構成比ですと日本船籍は6.9% 外国船籍は93.1%となっています。

・日本商船隊中、外洋航路で使われる2千総トン以上の船は2223隻、そのうち日本船籍は95隻。日本への輸入に使用される船舶のうち約5%が日本船籍となっています。


【外国船籍の「日本商船」の国別船籍】
隻数上位3カ国ですと・・・

・パ ナ マ  1597隻  63666(単位は千総トン)
・リベリア  124隻  4674
・香  港  98隻  3523

というような現状だそうです。(データーは日本船主協会が公表しているもです。)


 世界の海上輸送量の約1割が日本向けの品物となっています。けっこうな量ですよね。それだけ食料を含めた資源を使っているということでもあります。

また、世界で有数の商船隊を誇る日本ですが、「日本商船隊」の内実は外国の商船隊のようですね。船籍数も船腹量にしても1割未満でしかありません。

☆地中海での商船隊護衛作戦の裏側◎ 
  日本海軍地中海遠征記←海軍主計中尉の見た地中海海戦

◎太平洋ではどうだった!?
海軍護衛艦物語

←戦時輸送船とは


 政府も日本船籍の船を増やす努力はしていますが、そう簡単には増えないのが現状です。

海上自衛隊による護衛作戦でも日本船籍の船はほとんどありません。

やはり外国に船籍を置いた方が税制面や人件費でも有利であることは否定できないようですから。

仮定の話ですが、どこかの国がパナマやリベリアに対して様々な圧力をかけ、両国に「今次の日本国と○○国の紛争に対して局外中立を宣言する」と宣言させた場合には両国の商船は使えるのでしょうか。

中立宣言ならまだマシかもしれませんが、「パナマ・リベリア両国の商船による日本への物資輸送は敵対行動と見做し撃沈する」と宣言された場合は、パナマとリベリアは商船を動かしてくれるのでしょうか。

どの国も自国民を日本の為に、危険な目に合わせることしないと思いますが・・・

どうなんでしょう!?

←海上自衛隊ルポ

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