航空自衛官の採用(自衛官になる)

 今日は航空自衛官になるためには必ず通らなければならない関門ついてです。

そう、それは採用試験です。

 皆さんは「自衛官採用試験」を受けることになります。多くの方はこの採用試験を受けて入隊されます。

自衛官採用試験というのは、ひろく陸海空自衛隊への入隊者を選抜する試験です。

自衛官採用試験の中には、陸海空自衛隊のそれぞれに入隊が限定された試験(例えば看護学生は陸上自衛隊、技術海曹は海上自衛隊など)もありますので受験の際には注意してください。

ここでは、ひろく入隊者を選抜する方の試験(入隊先が限定されていない試験)を説明します。


まずは受験に際して入隊したい自衛隊の希望を聞かれます。「陸海空どの自衛隊に行きたいの?」というものです。ここで第1希望を航空にしておくのです。あなたの試験点数が基準点を超えていると晴れて航空自衛官となれます。


ここで少しだけ脱線。

自衛隊の定員(人が入られる枠です)と基準点は変動しているようです。噂では(あくまで噂!)陸海空で基準点が違うそうです。「航空が落ちても陸なら入られるよ」なんてこともあるのかもしれませんね。


採用試験の種類をあげておきます。

◎自衛隊幹部候補生
 先日、階級のところでお話した幹部(将校)として入るものです。いわゆるB幹というものかな。ここからパイロットになる人もいるようですよ。

◎医科・歯科幹部自衛官
 その名の通りの医療関係の将校さんです。森鴎外もしていた軍医というものでしょうね。

◎航空学生
 パイロットを養成するための学校に入る試験です。最近では眼鏡の使用も認められるようになってきています。

◎一般曹候補生
 二つの試験が一本化された新しいものです。曹士の内の下士官になることがある程度早い試験です。

◎任期制自衛官
 自衛隊の中で最も多い採用がある試験です。この試験は今風にいえば「契約社員」として自衛隊に入るものです。航空自衛隊の場合は契約期間が3年間(延長はできます)となっています。


◎防衛大学校学生
 ここから航空自衛隊に入る人も多いですね。あくまでも「学生」でして在学中は「自衛官」ではありません。(ということは自衛官にならないことも出来るわけです。任官拒否というものです。)卒業するときに自衛官としての宣誓をすることになります。

 という感じです。若い人が減ってくる中の採用合戦ですから大変でしょうね。採用自体は減る方向かもしれませんね。自衛官は減員というのが流れのようです。